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東京都は日本全国で最も不動産需要が高く、海外投資家からも非常に高い人気を誇っています。
不動産売却においても高額での売却が期待できるのですが、家の近所の不動産会社に任せて売れるのを待つだけでは、売却が失敗に終わる恐れがあるのです。
この記事では、東京都の不動産売却を成功させるために、事前に知っておきたい情報をお届けします。
東京都の不動産売却相場を「マンション」「土地」「戸建て」の種類別に分けて紹介する他、東京都の人気エリアや不動産売却のパートナーとなる不動産会社を探すのに便利な不動産一括査定サイトについてもご紹介します。
東京都の不動産売却価格相場
東京都の不動産を高額で売却したいのであれば、日頃から相場観を養っておくことが非常に大事です。
買主側の不動産会社や買取業者から買取希望価格を提示された場合に、その金額が高いのか安いのかを判断できなければ、著しく低い金額で売却してしまう可能性があるからです。
まずは、東京都の不動産売却相場について「マンション」「一戸建て」「土地」それぞれに分けてご紹介します。
東京都マンション売却相場
まずは、東京都の最近2年間(2020年7月~2022年6月)の東京都のマンション売却相場をお伝えします。
23区のエリアごとに解説しますので、所有する不動産の地域をご参照ください。
都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 951 | 6800.71 | 111.86 | 57.23 |
2020年10~12月 | 1016 | 6962.89 | 114.22 | 57.51 |
2021年1~3月 | 1141 | 7009.55 | 116.95 | 56.82 |
2021年4~6月 | 1001 | 7455.24 | 123.79 | 56.30 |
2021年7~9月 | 915 | 7342.24 | 122.76 | 55.71 |
2021年10~12月 | 1010 | 7223.58 | 123.74 | 54.84 |
2022年1~3月 | 943 | 7724.60 | 129.87 | 55.55 |
2022年4~6月 | 987 | 7992.97 | 132.64 | 55.87 |
東京都内でも、最も不動産需要が高いのが千代田区や中央区などを含む都心5区です。
平均成約価格はほとんどの期間で7000万円越えと非常に高く、1億~3億円の案件も多いです。
2020年~2022年にかけて売却相場はさらに上昇しており、東京オリンピック終了の影響はいまのところまったくありません。
東京23区東部(墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 926 | 4064.41 | 62.57 | 64.85 |
2020年10~12月 | 926 | 4109.84 | 61.80 | 65.79 |
2021年1~3月 | 1063 | 4277.45 | 65.61 | 64.67 |
2021年4~6月 | 927 | 4319.98 | 66.58 | 64.28 |
2021年7~9月 | 824 | 4266.50 | 65.93 | 64.20 |
2021年10~12月 | 930 | 4556.03 | 70.79 | 64.05 |
2022年1~3月 | 883 | 4572.43 | 70.49 | 64.45 |
2022年4~6月 | 890 | 4872.26 | 75.10 | 63.23 |
足立区や葛飾区など、23区内では比較的安価な部類に属するのが、23区の東部です。もっとも不動産価格が高い都心5区と比べて平均㎡単価は約半額となっており、比較的広い土地も多くなっています。ただし、江東区の豊洲などの沿岸部は2000年代以降需要が高まっており、高額での売却が期待できます。
東京23区西部(中野区、杉並区、板橋区、練馬区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 611 | 3807.52 | 63.76 | 58.75 |
2020年10~12月 | 597 | 3944.98 | 65.93 | 59.12 |
2021年1~3月 | 737 | 3990.06 | 66.97 | 59.11 |
2021年4~6月 | 661 | 4097.08 | 68.91 | 58.90 |
2021年7~9月 | 552 | 4059.53 | 70.18 | 56.19 |
2021年10~12月 | 624 | 3907.66 | 70.44 | 54.45 |
2022年1~3月 | 618 | 4137.11 | 73.41 | 55.12 |
2022年4~6月 | 592 | 4223.85 | 73.92 | 56.25 |
23区の西部は、練馬区や板橋区など都内では比較的安価で取引されている地域ですが、2021年以降不動産需要が高まっています。
平均成約価格が2021年4~6月期を境に上昇して4000万円代を突破している反面、専有面積が下がっているので㎡単価上昇へとつながっています。
東京23区南部(品川区、目黒区、大田区、世田谷区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 956 | 5038.09 | 80.73 | 61.94 |
2020年10~12月 | 935 | 5179.86 | 82.98 | 61.65 |
2021年1~3月 | 1095 | 5312.15 | 86.49 | 60.65 |
2021年4~6月 | 924 | 5596.37 | 90.53 | 60.65 |
2021年7~9月 | 837 | 5449.92 | 90.09 | 59.30 |
2021年10~12月 | 868 | 5654.60 | 92.75 | 59.88 |
2022年1~3月 | 937 | 5803.96 | 95.62 | 59.83 |
2022年4~6月 | 930 | 5606.74 | 94.48 | 58.09 |
東京23区の南部は品川区、目黒区を中心に不動産需要が高く、平均成約価格も全期間で5000万円以上、㎡単価も80万万円以上となっています。
特に2021年4月以降は一層需要が高まり、平均㎡単価が90万円以上となっています。ファミリータイプのマンションであれば1億円以上での売却も充分に可能なエリアです。
東京23区北部(文京区、台東区、豊島区、北区、荒川区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 560 | 4579.15 | 80.26 | 56.72 |
2020年10~12月 | 625 | 4620.96 | 81.99 | 55.80 |
2021年1~3月 | 688 | 4772.33 | 86.00 | 54.78 |
2021年4~6月 | 565 | 4709.75 | 85.47 | 54.25 |
2021年7~9月 | 497 | 4817.77 | 90.23 | 52.40 |
2021年10~12月 | 616 | 4869.26 | 90.50 | 52.63 |
2022年1~3月 | 538 | 4969.26 | 90.86 | 53.38 |
2022年4~6月 | 577 | 5041.53 | 94.70 | 52.07 |
東京23区の北部エリアは文京区や豊島区の人気が高く、ファミリータイプの3LDKなど物件は1億円以上で取引されています。
他の地域と同様に、不動産需要はここ2年間でたかまっており、平均㎡単価も2021年7~9月期に90万円を突破しました。
参考:REINS
東京都一戸建て売却相場
続いて、東京都内のい戸建ての相場をご紹介します。マンション同様に都心部を中心に需要は高まっており、多くの地域で㎡単価が上昇しています。
都心5区および23区南部(千代田区、中央区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 951 | 6800.71 | 111.86 | 57.23 |
2020年10~12月 | 1016 | 6962.89 | 114.22 | 57.51 |
2021年1~3月 | 1141 | 7009.55 | 116.95 | 56.82 |
2021年4~6月 | 1001 | 7455.24 | 123.79 | 56.30 |
2021年7~9月 | 915 | 7342.24 | 122.76 | 55.71 |
2021年10~12月 | 1010 | 7223.58 | 123.74 | 54.84 |
2022年1~3月 | 943 | 7724.60 | 129.87 | 55.55 |
2022年4~6月 | 987 | 7992.97 | 132.64 | 55.87 |
マンション同様に戸建ての相場も2021年の第一四半期に上昇しています。特に都心5区の人気はすさまじく、20億円以上の案件も複数ありました。
都心部はマンションが主流のため取引件数自体は少なく、都心5区に南部を足しても都心5区のマンション取引数とほぼ同程度となっています。
23区東部および北部(文京区、台東区、墨田区、江東区、豊島区、北区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 247 | 4270.49 | 77.15 | 95.37 |
2020年10~12月 | 237 | 4243.10 | 77.44 | 97.15 |
2021年1~3月 | 256 | 4241.99 | 77.76 | 95.03 |
2021年4~6月 | 269 | 4253.17 | 73.98 | 93.88 |
2021年7~9月 | 214 | 4287.64 | 78.01 | 94.36 |
2021年10~12月 | 281 | 4860.29 | 83.20 | 100.76 |
2022年1~3月 | 209 | 4616.26 | 76.88 | 95.29 |
2022年4~6月 | 216 | 5051.81 | 77.50 | 96.95 |
成約件数は下落しているにも関わらず、平均単価および最終的な成約価格は向上しています。
全体的な不動産需要が高まっていることが伺えるデータで、特に文京区では1億円以上、高ければ5億円の制約案件もありました。
23区西部(中野区、杉並区、板橋区、練馬区)
期間 | 件数 | 平均価格 (万円) | 平均m²単価 (万円/m²) | 平均専有面積 (m²) |
---|---|---|---|---|
2020年7~9月 | 199 | 5197.46 | 89.99 | 95.37 |
2020年10~12月 | 215 | 5511.62 | 99.92 | 101.94 |
2021年1~3月 | 251 | 5618.44 | 97.95 | 98.15 |
2021年4~6月 | 219 | 5709.82 | 97.31 | 100.14 |
2021年7~9月 | 206 | 5992.14 | 94.55 | 98.51 |
2021年10~12月 | 205 | 5846.69 | 93.25 | 94.37 |
2022年1~3月 | 197 | 6143.96 | 94.45 | 97.99 |
2022年4~6月 | 189 | 6009.16 | 89.54 | 97.27 |
西部は東京都内では比較的戸建て物件が多い地域で、4つの区だけで他のエリアとほぼ同数の取引件数があります。
都内は全体的に相場が上昇しているものの、西部は比較的上昇は大人しく、平均㎡単価は横ばいとなっています。
東京都土地売却相場
最後にご紹介するのは東京都の土地の売却相場です。
2019年4月(第1四半期)~2021年3月(第4四半期)の宅地の取引データをご紹介します。
なお、土地情報については以下URLの土地総合情報システムから抜粋していますので、日頃から参照して相場観を身に付けるようにしましょう。
都心部 (千代田、中央、港、文京、新宿、渋谷、台東、豊島)
期間 | 件数 | 平均㎡単価 |
---|---|---|
2019年4~6月 | 83 | 855,892 |
2019年7~9月 | 95 | 840,421 |
2019年10~12月 | 97 | 858,031 |
2019年1~3月 | 93 | 884,355 |
2020年4~6月 | 104 | 946,731 |
2020年7~9月 | 99 | 985,758 |
2020年10~12月 | 82 | 1,040,780 |
2020年1~3月 | 101 | 1,003,465 |
2021年4~6月 | 94 | 937,872 |
2021年7~9月 | 74 | 963,257 |
2021年10~12月 | 70 | 1,111,143 |
2021年1~3月 | 33 | 937,636 |
都心部は国内でも最大の人気を誇るエリアで、取引件数は少ないものの㎡単価では他の地域を圧倒しています。
2021年3月時点では高止まりしている傾向が見られ、小刻みに上昇・下落を繰り返しています。
23区南西部 (目黒、品川、大田、世田谷、中野、杉並、練馬)
期間 | 件数 | 平均㎡単価 |
---|---|---|
2019年4~6月 | 360 | 585,617 |
2019年7~9月 | 364 | 594,423 |
2019年10~12月 | 370 | 606,454 |
2019年1~3月 | 345 | 584,171 |
2020年4~6月 | 390 | 587,715 |
2020年7~9月 | 296 | 595,622 |
2020年10~12月 | 487 | 589,020 |
2020年1~3月 | 445 | 594,198 |
2021年4~6月 | 417 | 635,106 |
2021年7~9月 | 360 | 645,349 |
2021年10~12月 | 315 | 676,079 |
2021年1~3月 | 142 | 672,570 |
目黒区や世田谷区が人気を牽引する23区の南西部エリアは、2021年に入って需要がさらに高まり、㎡単価は60万円台を安定して超えています。
23区北東部 (墨田、江東、北、荒川、板橋、足立、葛飾、江戸川)
期間 | 件数 | 平均㎡単価 |
---|---|---|
2019年4~6月 | 254 | 378,633 |
2019年7~9月 | 215 | 425,549 |
2019年10~12月 | 273 | 417,278 |
2019年1~3月 | 242 | 410,645 |
2020年4~6月 | 234 | 422,098 |
2020年7~9月 | 200 | 411,145 |
2020年10~12月 | 269 | 418,130 |
2020年1~3月 | 281 | 424,837 |
2021年4~6月 | 244 | 432,316 |
2021年7~9月 | 221 | 449,946 |
2021年10~12月 | 209 | 407,725 |
2021年1~3月 | 93 | 431,505 |
23区の北東部は比較的地価が安い地域であり、都心部と比べると㎡単価は40~50%ほどです。
需要もほぼ横ばいとなっており、2019年7月~2021年3月にかけては小刻みな上下動を繰り返しています。
参考:土地総合情報システム
また、東京都内各区の不動産売却相場とコツは、下記の記事で詳しく解説しています。
東京都の不動産売却におすすめな不動産会社
東京都は新宿や丸の内などのオフィス需要が高いエリアもあれば世田谷や豊洲など住宅需要が高いエリアもあり、高額での不動産売却も充分に期待できます。
しかし、媒介を任せる不動産会社選びで失敗すると、買い手がつかなかったり、相場より著しく低い金額でしか売れない恐れもあるのです。
ここでは、不動産売却で重要な不動産会社選びがうまくいくように、東京都のおすすめ不動産会社をご紹介します。
誰もが知っている有名企業もあれば、特定エリアでの媒介契約を結ぶことでキャッシュバックキャンペーンを実施している会社もあります。
アンビション|10万円キャッシュバック
出典:アンビション
東証グロースに上場している新進気鋭の不動産会社であるアンビションは、売買以外にも管理や開発、賃貸など不動産事業を総合的に手掛けています。
多角的経営によって培われたネットワークを活かして売却活動を進めるため、スピード感に優れているのが特長です。
また、アンビションを語るうえで見逃せないのが、2022年7月時点で実施している10万円キャッシュバックキャンペーンです。
東京都の中央区・港区・千代⽥区の不動産売買が成約した場合に、仲介手数料から10万が返金されるというお得なキャンペーンですので、少しでも物件売却にかかるコストを抑えたい方にはおすすめです。
三井のリハウス
出典:三井のリハウス
三井のリハウスは不動産業界大手の三井不動産リアルティのグループ会社として、売買や賃貸を手掛けています。
大企業のグループ会社ならではの情報網を活かし、適切な売却価格や不動産市況を顧客へ提供しています。
アフターフォローもしっかりしており、引き渡し後一定期間に発生した建物・設備の不具合に対して補償を実施しています。
また、不動産一括査定を利用する方の中にはおおよその売却相場を調べることが目的の方もいると思いますが、売却相場を調べるだけならリハウスAI査定が便利です。
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東京都の不動産売却におすすめな一括査定
パートナーとなる不動産会社選びは東京都の不動産売却における大事な第一歩です。
そして、不動産会社を探すために便利なサービスが「不動産一括査定サイト」なのです。
売却したい東京都の不動産に関する情報を入力するだけで、複数の不動産会社から売却査定が届くので、査定を送ってきた不動産会社の中から媒介を依頼する不動産会社を選べば不動産会社探しにかかる時間を大幅に短縮できます。
ここでは、数ある不動産一括査定の中から厳選した、東京都の不動産売却におすすめな一括査定をご紹介します。
HOME4U
出典:HOME4U
HOME4Uは情報・サービス業界最大手のNTTデータのグループ企業である(株)NTTデータスマートソーシングが運営する不動産一括査定サイトです。
国内で一番最初にスタートした一括査定サービスであり、通算の売却査定数は45万件以上という豊富な実績を持っています。
大企業グループならではの厳しい審査を通過した約1800の不動産会社の事業所が登録されており、悪徳業者と遭遇する確率が低いのもおすすめポイントです。
利用方法も簡単で、売却を検討している不動産の種類(マンション・土地など)や築年数、間取り、売却希望時期情報などの情報を入力するだけで、最大6社の不動産会社から査定が届きます。
また、HOME 4Uでは売却査定を請けられる不動産の種類が多く、マンションや戸建てだけでなく、ビルなどの売却査定にも対応しています。
東京都で所有しているビルを売却したいなら、特におすすめの一括査定サービスです。
【PR】SUUMO
出典:SUUMO
「リクナビ」「タウンワーク」「ゼクシィ」「カーセンサー」などを展開する、株式会社リクルートが運営する一括査定サービスです。
最速60秒で利用できるお手軽さが魅力で、物件の種別(土地・マンション・戸建て)を選択して専有面積や所有者情報を入力するだけで、複数の不動産会社から査定を受け取れます。
登録されている不動産会社の質も高く、SUUMO独自の審査基準を通過した不動産会社のみが掲載を許されるのです。
大手不動産会社から地域密着型の不動産会社まで登録されているので、売却したい不動産の種類や規模に応じて、適切な不動産会社を選択してください。
リビンマッチ
出典:リビンマッチ
調査会社が2020年9月に実施した不動産査定サイトに関するアンケートで「不動産査定サイト認知度」「使ってみたい不動産査定サイト」の2部門で1位に選ばれた実績を持つ不動産一括査定サイトがリビンマッチです。
2006年にサービス開始して以来、15年以上にわたって不動産一括査定サービスを提供し続けてきたという点で、信頼が置けるサイトといえます。
また、お手軽に利用できるのも、リビンマッチの優れたポイントです。所有している東京都の不動産の住所や面積、売却希望時期などの情報を入力するだけで、リビンマッチに登録されている約2,600の不動産会社の事業所の中から、最大6社の候補が選定されます。
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もちろん東京都の不動産会社も多数登録されているので、東京で不動産売却を検討している方も安心して利用できます。
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サービス開始から2022年1月までの利用者数が838万人を突破しており、安心感は抜群です。
利用方法は他の不動産一括査定サービスと同様で、物件や利用者の情報を入力することで表示される不動産会社の中から査定を依頼する会社を選ぶだけと非常に簡単なのですが、特筆すべきは不動産会社ごとの情報が充実していることです。
大事な資産である不動産をお任せするのですから、信頼できる不動産会社を選びたいところです。
LIFULL HOME’Sでは不動産会社の社名や所在地の他に担当者の「ひとことアドバイス」の欄で売却活動のポイントなど、不動産会社ならではのアドバイスが掲載されている他、担当者の顔写真やお店の雰囲気がわかる写真も掲載されているので会社の雰囲気を把握しやすくなっています。
また、LIFULL HOMESでは基本的にありません。全ての情報をISO 27001に基づいて厳重に管理しているのも特長です。
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東京都の不動産売却に人気のエリア
日本国内で最も不動産需要が高い東京都ですが、ここでは東京の中でも特に人気が高いエリアをご紹介します。もしも今回ご紹介しているエリアの不動産を相続などで所有している場合、高額売却が期待できますので、不動産会社からの営業に負けて安易に安値で売却しないようにしましょう。
豊洲
東京都江東区の沿岸部に位置する豊洲エリアは、2000年代に大規模開発が行われ、大型商業施設「ららぽーと」を始めとするお洒落なお店や、タワーマンションが立ち並ぶ新都心へと生まれ変わりました。
高収入かつ品のある人が多く暮らしている上に、オフィス街で夜間も人通りがあるため、治安が非常に良いのが特徴です。
豊洲および新豊洲駅に乗り入れているのは東京メトロ有楽町線と新交通ゆりかもめの2路線で、有楽町線では飯田橋や池袋などへの、ゆりかもめはお台場や新橋、汐留などのオフィス街へのアクセスが便利ですし、乗り換え1回で主要なビジネス街・歓楽街にアクセス可能です。
不動産売却における人気も高く、2021年のデータでは、中古マンションでも8000万~2億円の価格帯で取引が成立しています。
吉祥寺
JR中央・総武線および京王井の頭線が通る吉祥寺駅を中心とするる吉祥寺エリアは、暮らしの利便性と住みやすさを両立している街として、20~30代を中心に人気を集める街です。
吉祥寺駅の周辺には商業施設や飲食店が立ち並び、特に服飾系の店舗には都内外から多くの人が買い物に訪れます。
また、吉祥寺駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、町のシンボルともいえる「井の頭公園」を中心に緑が広がっています。
都市機能と居住機能の両方で優れる吉祥寺は雑誌の「住みたい街ランキング」でも毎回上位にランクインしており、その人気から不動産売却においても高額で不動産が取引されるエリアです。
2021年のデータでは中古マンションでは1Kや1LDKなどの単身者用のマンションでも2000万円超えが多く、2LDKで4000~6000万円、3LDK以上となると1~2億円以上で売却されています。
古くから人気があるエリアとあって、不動産市況が悪くなっても他のエリアより売却額の下落幅は少なくなることが予想されます。
三軒茶屋
世田谷区の三軒茶屋(さんげんぢゃや)は単身世帯や夫婦世帯からの人気が高い街で、駅周辺の「三角地帯」と呼ばれる趣ある飲食店街は平日夜間でも賑わいを見せています。
また駅前には複合施設「キャロットタワー」を始めとする活気ある商業施設群が広がっており、新旧入り混じったエリアとなります。
都心へのアクセスもよく、東急田園都市線・世田谷線で渋谷まで約2分でアクセス可能な好立地でもあるのです。
不動産需要も総じて高く、単身者向けの1ルームや1LDKなどの間取りのマンションは1200~2000万円程度、3LDK となると1億円以上で取引されています。
ある程度の面積の土地を所有しているのであれば、マンション用地として不動産会社へ高値売却も期待できますので、慎重かつ強気に交渉を進めましょう。
恵比寿・中目黒
渋谷区に位置する恵比寿エリアと目黒区に位置する中目黒エリアは違う区に属しながらも隣り合っているため、恵比寿駅・中目黒駅間は徒歩10分程度で移動できる距離となっています。
交通の利便性は非常によく、両駅合わせるとJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東京メトロ日比谷線・東急東横線の5路線を利用できるのです。
当然各主要駅までのアクセスも抜群で、渋谷までは2分程度、新宿までは8分程度、品川までは11分程度でアクセスできます。
駅周辺の利便性も優れており、駅直結の商業施設やスーパー、ドラッグストアなどの生活必需品が揃う店はもちろん、おしゃれなカフェやレストランから昭和レトロな雰囲気漂う商店街まで揃い、平日・休日を問わず楽しめる町となっています。
また、公園や美術館などの自然や文化に触れられるスポットも多く、利便性と穏やかな環境の両立も可能という贅沢なエリアといえるのです。
人気スポットだけに不動産も高値で取引されており、中古マンションでも4000万以上の物件は多く、1~5億円で取引されるケースも多いです。
築古のマンションであっても立地や専有面積によっては1億円以上の売却は充分に見込めるので、強気の姿勢で売却を目指すことをおすすめします。
東京都の不動産売却の成功ポイント
東京都で不動産売却を成功させるには、不動産会社に任せきりにするだけではいけません。
売却活動を始める前に、いくつか抑えておくべきポイントがあるのです。ここでは、東京都の不動産売却を成功させるコツをお伝えします。
事前に売却相場を把握する
東京都の不動産は2022年現在も好調を維持しており、高額売却が期待できるエリアではあります。
しかし、強気が過ぎて相場より明らかに高い売却希望価格を提示していては、なかなか購入希望者が現れません。
所有する不動産がどの程度で売れそうなのかという相場を掴んでおくことで、交渉時に強気に出てよいのか引くべきなのかを判断することができるようになるのです。
日頃から一括査定サイトを利用したり、書籍やWEBで東京の不動産相場に関する情報を収集したりして、相場観を養うようにしましょう。
なお、不動産価格の調べ方や相場については、不動産価格の調べ方と相場の記事もご参照ください。
不動産売買を考え始めたものの、実際自分の所有している物件が、市場でどのくらいの価値を持つのかわからないという人も多いことでしょう。そこには周辺環境、人口動態、都市の将来などさまざまな要素が影響します。不動産価格の調べ方について詳しく迫ります。
複数の不動産会社に査定を依頼する
東京都の不動産を高値で売却するためには、1社だけでなく複数の不動産会社に査定を依頼することが大切です。
不動産会社によって査定の基準は異なるため、複数の不動産会社から提出された査定金額を比較することで不動産の適正売却価格を掴めるのです。
購入希望者が現れて実際に売却交渉をする際にも、相場観があれば押すべきなのか引くべきなのかという判断がしやすくなります。
また、複数の不動産会社へ査定を依頼する場合は不動産一括査定サイトを利用するのがおすすめです。
不動産の種類や住所、売却希望時期などの情報を入力するだけで、複数の不動産会社から査定が届くという非常に便利なサービスなのです。
特定エリアに強い会社を見つける
東京都の不動産会社と一口に言っても、それぞれの不動産会社には得意・不得意エリアが存在します。
都心部のマンションに強い不動産会社もあれば23区外の戸建てに強い不動産会社もあるのです。
所有するエリアに強い不動産会社に巡り合うことができれば、他社にはない情報網を駆使して買主を探してくれたり、エリアの特性を把握しきったうえでの営業活動をしてくれたりと高額売却に繋がる可能性が大きく上がります。
不動産一括査定で不動産会社を探す際にも、得意エリアがどこなのかを意識して選ぶことをおすすめします。
東京都の不動産売却は慎重に
東京都の不動産は日本国内屈指の資産価値を持っていますし、世界的にも割安と見られており海外投資家も熱い視線を送っています。
高値売却が期待できるため、不動産会社にとっても高額な仲介手数料を得られるとあって積極的な営業を受けることも多いのですが、売却の判断は慎重にするべきです。
中には「もうすぐ不動産価格が暴落するので売るなら今ですよ」などと根拠がない売り煽りをして強引に媒介契約を結ぼうとしてくる不動産会社もありますが、未来のことなど誰にも分かりません。
自分で市場の動向に日頃からアンテナを貼っておき、大切な東京都の不動産を簡単に手放してしまうことがないようにしてください。