太陽光発電投資で失敗するパターンとは?投資を成功させる6つのポイント

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「太陽光発電投資ではどのような失敗が考えられるの?」

「太陽光発電投資を成功させるにはどこに気をつければいいの?」

太陽光発電投資に関して興味を持っている方の中には、失敗するケースや投資を成功させるコツについて調べている方もいるのではないでしょうか。

様々な投資方法がありますが、その中でも太陽光発電投資は初心者にも人気のある手段です。

ただし、いくつかの要点を押さえなければ、投資に失敗することもあり得ます。

本記事では、太陽光発電投資の失敗パターンやメリット・デメリット、成功させるポイントについて紹介します。

この記事を読んで、前向きに太陽光発電投資を検討してみてください。

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太陽光発電投資で失敗する5つのパターン

太陽光発電投資で失敗するパターンはいくつか考えられます。

特に初心者が陥りがちな失敗は以下の5つです。

  1. 施工業者の見極めが出来ていない
  2. 自然災害が起こることを想定できていない
  3. メンテナンスを怠る
  4. 表面利回りだけを見ている
  5. 周辺環境の確認を怠る

太陽光発電投資は、低リスクで始められる投資手段ですが、必要な知識を持っていなければ、失敗する可能性があります。

どのような失敗パターンがあるのか紹介するので、基礎知識として頭に入れておきましょう。

施工業者の見極めが出来ていない

太陽光発電は20年の長期的な事業なので、施行業者の見極めが出来ていない場合は、将来設備の維持に苦労することになります。

たとえば、倒産しそうな業者や悪質な業者に依頼すると、利益を確保するために人件費や材料費を節約して、杜撰な工事をされる可能性があります。

杜撰な工事によって設備の老朽化が早まれば、メンテナンス時に多額の費用がかかるため、抜かりなく工事をしてもらえる業者に依頼することが大切です。

また、太陽光発電は定期的にメンテナンスが必要なので、倒産しそうな業者も避けましょう。

いざ定期メンテナンスを依頼するときに担当業者が倒産していると、設備の維持に関してどうしたらいいのかわからなくなります。

わざわざ他の施行業者を探す手間が発生し、場合によってはそのまま放置する人も存在し、太陽光発電が機能しない事態に陥る可能性も高いです。

施行業者は、長い付き合いになることを前提に選びましょう。

自然災害が起こることを想定できていない

自然災害が起こることを想定せずに、太陽光発電投資を行うと痛い目に遭うかもしれません。

太陽光発電設備は自然災害に弱い点が特徴で、地震や台風によって太陽光パネル等が破損する可能性があります。

太陽光パネルや配線に損傷が見られれば、修繕しなければならないため、高額費用を支出しなければなりません。

設備機器のメーカー保証は自然災害は対象になっていないのがほとんどで、全て自費になる可能性が高いです。

もし、設備設置エリアで自然災害が起こりやすい場合は、有償ですが自然災害補償制度に申込んでおくことをおすすめします。

要は保険のようなもので、自然災害で何らかの被害を受けても無償で修繕できるので安心です。

メンテナンスを怠る

太陽光発電投資の失敗の典型が、メンテナンスを怠ることです。

定期的にメンテナンスをしなければ、発電効率が下がります。

たとえば、太陽光パネルの一部が破損していれば、発電量を落ちるので、100%発電することができません。

また、雑草や落下物などの外的要因によって、太陽光がパネルに当たっていない場合も、発電量が低下します。

他にも、配線・配管に隙間ができていれば、腐食の原因にもなるので、少しでも長く効率良く発電するためには、専門家に細かく設備の状況を確認してもらいましょう。

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(4)表面利回りだけを見ている

表面利回りに騙されないようにしましょう。

業者によっては、利率をよく見せようと表面利回りで提示してくることがありますが、実は必要経費などが反映されておらず、実際の収益を現しているわけではありません。

太陽光発電によって得られる実際の利益を判断するためには、表面利回りから太陽光発電運用のコストを引いた実質利回りをチェックすることが重要です。

具体的には以下のようなコストがかかります。

太陽光発電運用の主なコスト

  • 土地や設備にかかる初期投資
  • 管理(メンテナンス)費用
  • セキュリティシステムの投資費用
  • 災害保険などの保険料
  • 固定資産税(土地購入の場合)

表面利回りの数値だけで判断すると、思わぬコストがかかり、手元に残る利益がわずかになるケースもあり得ます。

いくら表面利回りがよくても、初期投資や管理費用などが高額になれば、利益が少ないこともあるので、投資物件を探すときは、実質利回りの値に注目しましょう。

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周辺環境の確認を怠る

周辺環境の確認を怠ると、想定と異なる事態に陥る可能性が高いです。

基本的には、FIT(固定価格買取)価格や図面を見て投資物件の良し悪しを判断しますが、先ほど述べたように雑草などの外的要因によって、発電量に差が生まれることがあります。

太陽光発電投資の場合、売電収入からローンを返済するのが一般的です。

周辺環境を考慮せずに返済計画を立てると、もし周辺環境が悪く発電量が想定と大幅な差があれば、ローンの返済に影響を及ぼします。

1日の影の動きや日中の周辺環境などチェックし忘れると、後悔することになるかもしれないので、念入りに下見をするようにしましょう。

太陽光発電投資のメリット

太陽光発電投資には、いくつかのメリットがあります。

特に嬉しいポイントは以下の3つです。

  1. 利回りが高い
  2. ローリスクでローンを組める
  3. 節税対策が多い

初心者でも運用しやすいのが特徴で、魅力的な投資手段です。

それぞれどのようなメリットがあるのか説明するので、太陽光発電投資のモチベーションにつなげましょう。

利回りが高い

太陽光発電投資は、利回りが高いのが特徴です。

電力会社が20年間固定価格で買い取ってくれるFIT制度があるので、投資開始から20年間は安定した収入を毎年得ることができます。

一般的には、利回り10%で計算されることが多く、収入を全て返済に回せば、利息を除いて10年でローンを返済することが可能です。

たとえば、太陽光発電設備に2,000万円をかけた場合、利回り10%で計算すれば、1年間の収入は200万円となります。

この収入をローンの返済に回せば、元本は10年で返済することができ、利息を含めても11年以内に完済可能です。

太陽光発電設備は20~25年の耐用年数があり、FIT制度も20年間保証されているので、約10年でローンを完済すれば、残りの10年間は毎年200万円の収入を得ることができます。

FIT制度が終了したとしても、電気の買取は継続されることが濃厚であるため、売電金額が下がっても安定した収入を得られる点がおすすめです。

10年後を見据えて、安定した収入を得られるように今から準備をしておきましょう。

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ローリスクでローンを組める

太陽光発電投資の魅力は、ローリスクでローンを組める点です。

太陽光発電によって得た売電収入を返済に充てるため、手出しで支出する必要がありません。

日照時間から発電可能な電力量は計算することができ、FIT制度によって得られる収入は想定できるため、月々の返済可能な金額をある程度算出することができます。

先ほど述べたように、利回り10%で返済計画を立てるのが一般的なので、想定収入から融資金額を逆算することで、無理のないローン契約を結ぶことが可能です。

太陽光発電設備は設置するだけで売電収入を得られることができ、余程の日照不足でない限り、想定した売電収入を得られる可能性が高いため、金融機関から融資を受けやすくなります。

返済の目処が立ちやすく、投資者だけでなく金融機関においてもローリスクなので、初心者におすすめの投資手段です。

節税対策が多い

太陽光発電投資によって、節税効果が期待できます。

たとえば、以下のような節税制度の利用が可能です。

太陽光発電投資の節税効果

  • 消費税還付
  • 生産性向上特別措置法

基本的に、太陽光発電で節税するには、消費税還付を利用することになります。

消費税還付とは、支払った消費税が預かった消費税よりも多い場合に、過払い分の消費税を還付してもらえる制度のことです。

そもそも消費税とは、販売やサービス提供などの取引時に消費者が負担し、事業者が納付するものなので、太陽光発電の投資者は、電力会社から預かった消費税を納める必要があります。

そのため、本来であれば、電力会社から預かった消費税を納めれば事足りるため、それ以上に支払っている場合は、返還を請求することができるのです。

太陽光発電設備の設置にかかる消費税は金額が大きいので、支払った消費税が売電によって預かった消費税を上回るケースがほとんどといえます。

したがって、消費税還付によって設備設置時に支払った消費税が返ってくるため、忘れずに申請しましょう。

生産性向上特別措置法に関しては、自治体によって措置内容が変わるため、太陽光発電の所在の自治体に確認しておくことをおすすめします。

なお、節税に関する相談をしたい場合は、税理士に話を聴いてみてもよいでしょう。

太陽光発電投資のデメリット

太陽光発電投資には、メリットもあればデメリットもあります。

特に押さえておくべきデメリットは以下の3つです。

  1. 天候の影響を受けやすい
  2. FIT制度が終了した後のことが不透明
  3. 初期投資費用が極めて高い

初心者向けの投資手段ですが、多少のリスクは付きものなので、どのような欠点があるのか把握しておきましょう。

天候の影響を受けやすい

太陽光発電は天候の影響を受けやすい点が欠点です。

当たり前のことですが、晴れの日が続けば発電量は多くなり、雨の日が続けば発電量は少なくなります。

梅雨や冬の時期は日照時間が短くなるので、その時期は売電収入が落ちてしまう点は押さえておきましょう。

また、自然災害などによって、設備が破壊される可能性もあります。

特に太陽光パネルは、地震や飛来物によって損傷しやすいため、自然災害が起こりやすいエリアは要注意です。

FIT制度が終了した後のことが不透明

FIT制度が終了した後は、今のところ不透明といえます。

投資開始から20年間は安定した価格で電気を売ることができる点は、太陽光発電投資のメリットですが、20年後はどのような状況になるかわかりません。

しかし、資源エネルギー庁が公表した「今後の再生可能エネルギー政策について」によると、2030年までに温室効果ガス46%削減、再生可能エネルギーの比率を36~38%という目標を表明しています。

そのため、再生可能エネルギーの注目は高まっており、FIT制度終了後は買取価格が低下する可能性はありますが、電力の買取は継続される可能性が高いです。

2012年から始まったFIT制度ですが、毎年買取単価は下がっています。

一方で、初期費用0円で太陽光発電設備を導入できるサービスを始める業者も登場しているほど、太陽光発電投資は盛り上がりを見せており、今後も太陽光発電への取り組みが強化されるのは間違いありません。

日本は慢性的な電力不足が問題になっており、国民から電力を買うスタイルが維持される可能性が高いです。

そのため、明確な指標は出されていませんが、FIT制度が終了した後も従来通り売電収入を得られることが予想されています。

初期投資費用が極めて高い

太陽光発電投資は、どうしても最初に設備費がかかるため、初期費用が極めて高くなります。

設備の規模によって変動しますが、一般的には設備費や工事費など全て含めると数千万円は必要です。

そこで、少しでも初期投資額を抑えるために、設備費が安い海外メーカーを選ぶ人が増えています。

また、徐々に中古市場にも太陽光パネルなどが流通するようになってきたので、中古設備を再利用するのも選択肢の一つです。

売電収入から返済を行うため、初期費用が高くなってもローリスクで運営が可能ですが、少しでも融資金額を押さえたい方は、海外メーカーや中古品の採用を検討してみましょう。

太陽光発電投資を成功させる6つのポイント

太陽光発電投資を成功させるには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

特に以下の6つに注目する必要があります。

  1. 設備設置周辺の環境を目視して確認する
  2. 設置予定地周辺の発電実績を確認する
  3. 保証を充実させておく
  4. セキュリティシステムを設置する
  5. 悪徳業者を見極める
  6. 節税対策を徹底する

これらの要点を押さえておくだけで、太陽光発電投資の失敗する可能性を下げることができます。

順に説明するので、太陽光発電投資を行う際の参考にしてみてください。

設備設置周辺の環境を目視して確認する

太陽光発電投資を成功させるためには、設備設置周辺の環境は目視して確認しましょう。

周辺環境の確認を怠ることで、外的要因によって机上でのシミュレーション結果と実際の発電量に差が発生する可能性があります。

たとえば、植物や木々によって太陽光が遮られて発電量が低下する事態は、事前に設備設置周辺の状態を確認しておけば防げることです。

また、周辺の草木の様子だけでなく、強風が発生したときに飛来物によって損傷を受ける可能性がないかも確認しておくことをおすすめします。

少しでも破損すると発電量が落ちてしまうので、計画通りに売電収入を得られなくなる可能性が高いです。

人伝てに情報を得るだけでなく、実際に足を運んで自分の目でしっかり周辺環境をチェックしましょう。

設置予定地周辺の発電実績を確認する

設置予定地周辺の発電実績を確認することをおすすめします。

日照時間や設備の発電能力から、ある程度発電量を推測することは可能ですが、あくまでシミュレーションであって予測値に過ぎません。

特に業者が提示するシミュレーションの数値は希望的観測になりがちで、いくら良好な数値でも鵜呑みにしないのがポイントです。

業者が提示する数値は参考程度にして、実際の発電実績を基準にした方がより精度の高い推測が可能になります。

太陽光発電設備の設置エリア周辺の発電所に直接聞くことで、発電実績を知ることが可能です。

設置場所に迷っている方は、発電実績が多いエリアを選びましょう。

保証を充実させておく

太陽光発電設備は故障しやすい点がネックなので、万が一に備えて保証を充実させておきましょう。

事前の確認で飛来物による影響を受けにくいと判断しても、台風によって数キロ離れた場所から石や鉄などが飛んで来るかもしれません。

そのため、太陽光発電を運用する上で、いつ故障してもおかしくないという前提で管理することが大切です。

太陽光発電の設備には、もともとメーカーの製品保証と出力保証がついています。

  • 製品保証:設備に不具合が生じたとき無償で対応してもらえる
  • 出力保証:発電量が落ちた場合に無償で部品交換や修理をしてもらえる

しかし、これらのメーカー保証は自然災害による損傷は対象外なので、飛来物などによって不具合が生じたり、発電量が低下したりしても対応してもらえません。

そこで、破損のリスクを考慮して、損害保険に加入しておくことをおすすめします。

損害保険は主に以下の4つです。

損害保険の種類 補償内容
火災保険・動産総合保険 自然災害などによって受けた損害を補償してくれる
地震保険 地震による被害を保証してくれる
賠償責任保険 太陽光発電設備が火災など他者に被害を与えたときの損害賠償責任を補償してくれる
休業補償保険 発電停止によって得られなかった売電収入を補填してくれる

この中でも特に、火災保険・動産総合保険や地震保険への加入をおすすめします。

また、周囲に第三者が住んでいて、火災などが発生したときに被害を与える可能性があるエリアは、賠償責任保険への加入も検討しましょう。

休業補償保険に関しては、予算に余裕がある場合に加入する程度で問題ありません。

万が一の事態に備えて様々な保証に加入しておくと、安心して太陽光発電を運用できます。

セキュリティシステムを設置する

セキュリティシステムの設置もしておきましょう。

可能性は低いですが、銅製のケーブルや金属パーツなどの盗難の被害に遭うことも起こり得ます。

万が一、盗難被害に遭うと精神的に大きなダメージを受けることになるので、「まさか被害に遭うとは思わなかった」と後悔しなくて済むように、しっかり防犯対策をしておくべきです。

たとえば、フェンスで囲い有刺鉄線を張り巡らせたり、防犯カメラや赤外線装置などを設置したりするだけで防犯効果はあります。

多少の支出は強いられますが、大切な資産を守るために必要なことなので、必要経費と割り切って防犯対策に力を入れましょう。

悪徳業者を見極める

悪徳業者を見極めるのも大切です。

太陽光施工業者の倒産件数が激増しており、メンテナンスの依頼先や杜撰の工事内容に頭を抱えている人が増えています。

そのため、倒産の可能性が低い資金が豊富な業者を選ぶのがポイントです。

資金が豊富な業者は、早急に支払いを求める必要がないため、引き渡し時の支払いで対応してくれる傾向があります。

一方、悪徳業者は、資金が乏しく前払いを求めてくるケースが多いです。

したがって、代金の支払いのタイミングを確認して、支払いスケジュールが遅い業者に施工を依頼しましょう。

節税対策を徹底する

節税対策を徹底することも、投資を成功させる上で重要です。

太陽光発電の運用にかかった費用は全て経費計上し、消費税還付など節税制度を利用しましょう。

また、中小企業・小規模事業者が投資を行う場合は、先端設備導入計画によって償却資産税を優遇してもらうこともできます。

もともとの投資金額が高いため、小まめに節税するだけで数十万円から数百万円の支出を抑えることが可能です。

支出は少ないに越したことはないので、節税対策は徹底しましょう。

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メリットが大きい太陽光発電投資を始めよう!

太陽光発電投資は、天候などに弱いものの安定した収入を得られます。

ローリスクでローンを組めるため、他の投資に比べると投資をしやすく、初心者にもおすすめです。

失敗のパターンを理解し、しっかり対策することで太陽光発電投資を成功させることができるので、本記事で紹介したポイントを押さえて健全に運用していきましょう。

なお、土地活用は太陽光発電がおすすめなのかや向いている土地などについては、以下の記事で具体的に紹介しています。

土地活用方法に迷っている方は、あわせてご覧ください。