太陽光発電投資で注意すべき嘘とは?悪徳業者を避ける4つのポイント

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「太陽光発電投資に関する嘘の情報にはどんなものがあるの?」

「太陽光発電投資で失敗を避けるために何に気を付けたらいいの?」

太陽光発電投資に興味を持っている人の中には、世の中にある様々な嘘のような噂を耳にして、本当かどうか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

数ある投資手段の中でも、太陽光発電投資に関する注目は高まっており、ネット上には様々な情報が溢れている状況です。

本記事では、太陽光発電投資で嘘っぽい情報が溢れている理由や嘘の話、注意すべきことについて紹介します。

この記事を読んで、太陽光発電投資に関する噂で何が嘘なのか確認し、冷静に太陽光発電投資に挑戦するか検討してみてください。

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太陽光発電投資で嘘っぽい情報が溢れている理由

太陽光発電投資に関する話で、ネット上には様々な嘘っぽい情報が溢れています。

厳密に言うと、嘘っぽい情報が多いというよりは、嘘か本当か判断することが難しい情報が多いです。

というのも、太陽光発電投資が本格的にスタートしてから、それほど月日が経っていないからです。

太陽光発電による電力の買取自体は、2009年11月にスタートしましたが、再生可能エネルギーの普及目的のために設けられたFIT制度(固定価格買取制度)は2012年7月に開始されました。

FIT制度とは、国が一定期間同じ価格で電力を買い取る制度で、産業用の太陽光発電設備の場合は、20年間電力の買取を保証してくれます。

太陽光発電投資はFIT制度が中心となっており、初期投資金額をフルローンで融資を受け10年余りでローンを完済し、残りのFIT制度の期間で資産を増やすというのが主な構図です。

つまり、FIT制度を開始初期から始めている人でも2022年6月末時点で10年経過しておらず、収益化につながっている人はほとんどいません。

太陽光発電投資によって爆発的に資産を増やすことができた人は今のところ極めて稀で、太陽光発電投資の成功事例がほとんど世に出ていないのです。

以上のことから、太陽光発電投資の成功例が少ない現状では、推測で話をすることになりがちなので、嘘っぽい情報が溢れるのは仕方がないことだといえます。

なお、FIT制度がスタートして10年経過するため、FIT制度を10年利用した人がこれから徐々に現れます。

次第に、収益化の成功者も増えてくるので、数年後には太陽光発電投資の成果が世に出てくることが予想されます。

太陽光発電投資に関する嘘の話8選

太陽光発電投資に関する噂には、専門知識がなければ本当かどうか判断するのが難しいものが多いです。

そこで、今回は広がっている噂の中で嘘と判断できるものを紹介します。

ネガティブな印象を受ける嘘の情報は以下の8つです。

  1. 買取価格が安定しない
  2. 自然破壊につながる
  3. 太陽光発電の投資家が増えると電気代が上がる
  4. 火力発電の方が環境にやさしい
  5. 利回りが10%はありえない
  6. 太陽光発電関連事業者は信用ならない
  7. 曇りや雨の日は発電しない
  8. 出口戦略を取ることができない

耳にしたことがある噂があれば、印象操作されないように注意しましょう。

買取価格が安定しない

「買取価格が安定しない」という話が出ていますが、これに関しては嘘と断定できます。

国が電気を固定価格で買い取ってくれるのは疑わしいと感じる人もいるかもしれませんが、経済産業省がWebサイト上で明言しているので、買取価格が変わるのではないかと心配している方は安心してください。

資源エネルギー庁によれば、太陽光発電設備が家庭用(10KW未満)の場合は10年間、産業用(10KW以上)の場合は20年間の固定価格買取期間が設けられています。

つまり、FIT制度を契約すれば、契約時の価格で一定期間買い取ってもらうことが可能です。

ちなみに、買取価格に関しては年が進むにつれて低下しています。

2021年度の買取価格は、50kW以上の場合1kWh(キロワットアワー)11円でしたが、2022年度は10円になっており、FIT制度の利用が遅くなるほど、買取価格の保証金額も低くなってしまうのです。

恐らく、買取価格が安定しないという話は、年度ごとに買取価格が下がっている事実から派生して生まれたのではないかと予想できます。

太陽光発電設備は徐々に増えているため、年度が進むごとに買取価格が下がるのは自然な流れですが、契約をしてしまえば、最長20年間買取価格が安定することを押さえておきましょう。

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自然破壊につながる

「太陽光発電投資は自然破壊につながるのでは?」という話がありますが、必ずしも自然破壊を招くとは限りません。

一般的に、産業用の太陽光発電設備は、空き地や放棄地、建物の屋上に設置するケースが多いです。

そのため、すでに存在するスペースの範囲内で太陽光発電設備を設置する傾向があります。

しかし、太陽光発電設備を設置するためのスペースを作る目的で森林などを伐採するケースがあるのも事実です。

特定の事業者の利益のために自然を破壊する行為は、許されるものではないかもしれません。

森林伐採などを行えば自然破壊につながりますが、太陽光発電設備を設置する前から周辺の環境が変わらない場合は、必ずしも悪ではないことを頭に入れておきましょう。

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太陽光発電の投資家が増えると電気代が上がる

「太陽光発電の投資家が増えると電気代が上がるのではないか?」という懸念の声が挙がっていますが、特に心配する必要はありません。

太陽光発電は、再生可能エネルギーとして注目を集めており、これから重要な役割を担うことが推測されています。

経済産業省は、2022年4月に「今後の再生可能エネルギー政策について」で、太陽光発電が2030年には全体の14~16%になるように取り組みを行うことを示しました。

2020年度の太陽光発電が全体の7.9%だったことから、これまで以上に設備拡大が求められることになります。

また、2022年現在、国が国民に節電を訴えかけるほど電力不足に陥っているため、太陽光発電による電力の需要は高まる可能性が高いです。

さらに、2030年には太陽光発電のコストは、火力発電や原子力発電よりも低くなると発表されており、将来的には寧ろ電気代は下がるといわれています。

再生可能エネルギーの普及が滞り、従来通り化石燃料を消費する火力発電に頼る方が、輸入コストが高くなる分電気代は上がるので、積極的に太陽光発電が普及した方が逆に電気代を抑えることにつながるのです。

火力発電の方が環境にやさしい

「火力発電の方が環境にやさしい」という話は、的を得ていません。

そもそも火力発電は、地中から掘り起こした化石燃料を燃やして、大量の温室効果ガスを排出する代わりに電力を得る仕組みです。

つまり、火力発電によって電力を生み出す方が、環境を汚染しているといえます。

一方、太陽光発電は、発電設備を設置するのに工事が必要なので一定の二酸化炭素を排出しますが、発電時は二酸化炭素を排出しないため、一度設置してしまえば環境に悪影響を及ぼす可能性は低いです。

何を根拠に「火力発電の方が太陽光発電より環境にやさしい」という話になったのか不思議ですが、少なくとも火力発電より太陽光発電の方が環境への負担は少ないといえます。

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利回りが10%はありえない

必ずしも10%の利回りになるとは限りませんが、10%に近い数値の利回りが期待できるため、一概に「利回りが10%はありえない」とは言い切れません。

利回りとは、投資金額に対する年間収益の割合のことで、たとえば投資金額が1,000万円で年間収益が200万円の場合は、利回りは20%となります。

太陽光発電投資の利回り10%は、太陽光発電設備に投資した金額を10年で回収できるということです。

一般的にお金を増やす方法として定期預金がありますが、金利は高くても0.3%で、普段の生活で接する利回りと大きくかけ離れているため、利回り10%が嘘のように感じる人がいても不思議ではありません。

太陽光発電においては、FIT制度によって20年間は買取価格が保証されており、日照時間や設備の発電能力、必要なランニングコストをもとにある程度収益を予想することはできます。

自然災害などイレギュラーな事態が発生して追加費用が発生すれば多少計算はずれますが、それでも利回りが10%になるように、計算して融資を受けることは可能です。

そのため、利回り10%が実現不可能な数値ではないことを押さえておきましょう。

太陽光発電関連事業者は信用ならない

「太陽光発電関連事業者は信用ならない」という人もいますが、全ての業者が信用できないわけではありません。

近年、太陽光発電投資への注目が高まり、新規参入者が増加しているため、お金の話が活発になる業界に悪徳業者が集まるのは仕方がありません。

また、2015年から急激に太陽光発電関連事業者の倒産件数が増加しているのは事実です。

倒産した企業には、儲かると思って安易に参入し、無茶な資金集めや無茶な用地確保、ずさんな計画を繰り返していた会社が多い傾向があります。

そのため、太陽光発電に関連する業者は信用できないというイメージが定着した可能性が高いです。

しかし、それだけで全ての業者は信用できないという判断をするのは早いといえます。

業者の中には、太陽光発電に誠実に向き合い、健全な経営によって成功している会社も多いです。

実際に恒常的に利益を上げている会社も増えており、2021年は大幅に倒産件数が減少しています。

太陽光発電設備の設置を業者に依頼する際は、悪徳業者を引かないように信頼できる会社を選びましょう。

曇りや雨の日は発電しない

太陽光発電は太陽が出ているときにしか発電しないと思っている人が多いかもしれませんが、実は曇りや雨の日でも発電しているのです。

雲が薄ければ晴れの日と同量の発電が可能で、雨の日でも余程雲が分厚くなければ、収益を上げることができます。

ただし、晴れの日に比べると発電量が落ちるのは事実です。

天候が悪くなると日射量が落ちるので発電効率は低下し、場合によっては半分以下になります。

それでも、発電量がゼロになるわけではないため、悪天候の日でも収益を上げることは可能です。

出口戦略を取ることができない

「太陽光発電投資は出口戦略を取ることができない」といわれることが多いですが、決してそのようなことはなく、要所を押さえることで、損失を最小限にして撤退することは可能です。

寧ろ様々な投資方法の中で、太陽光発電投資は出口戦略を取りやすい部類といえます。

太陽光発電投資は、FIT制度によって20年間継続することが前提に組まれていますが、FIT制度期間が終了したタイミングが一つの分岐点です。

利回り10%とするとローンは10年余りで完済でき、FIT制度期間が終了するまで大幅に資産を増やすことができます。

FIT制度が終了する時点で十分多くの利益を得ており、FIT制度終了後は買取価格の低下が見込まれるため、このタイミングで設備を売却することも有効です。

太陽光発電設備の中古市場も賑わいを見せており、十分発電能力があれば、中古物件として市場に流すこともできます。

出口戦略で有名なのは不動産投資ですが、手放す時期を見極めることが求められるのに対し、太陽光発電投資は手放す目安が明確になっている分、初心者にとって運用が楽です。

FIT制度が終了した後も一定期間取引を継続し、ある程度利益を確保したら売り抜けることも検討してみましょう。

太陽光発電投資で気をつけるべきは悪徳業者の見極め

太陽光発電投資で特に気をつけるべき点は、悪徳業者の見極めです。

運用に専門的な知識が必要ない分、初心者におすすめの投資手段ですが、悪徳業者を掴んでしまうと、投資に失敗する可能性が出てきます。

悪徳業者の中には、以下のようなことを平気で行う会社があるので、要注意です。

悪徳業者の行い

  • 実際にはない物件を売りつけ、契約金や工事費をだまし取る
  • 建設済みの物件を提示して架空の投資案件をでっち上げる
  • 相場よりも高額な工事費を請求する
  • モニターと称して安く購入できると見せかけ、相場よりも高い工事費を請求する
  • 契約金などの支払い後、工事に入る前に計画倒産する

たとえば、必要のない契約金や工事費を請求してきたり、存在しない投資案件を紹介してきたりします。

また、費用が相場とは大きくかけ離れていたり、工事を完遂する前に行方をくらましたりすることもあるのです。

他にも、手抜き工事によって、設備に欠陥があると、追加の費用がかかることもあります。

これらのような被害に遭わないためにも、業者選びは慎重になることが重要です。

特に訪問販売をしかけてくる業者には詐欺が多い傾向があるので、ちょうど太陽光発電投資を検討している最中にばったり施工業者と出くわしても、話を鵜呑みにしないようにしましょう。

太陽光発電投資で失敗しない業者選びの4つのポイント

太陽光発電投資で失敗しないために、業者選びのポイントをご紹介します。

押さえておくべきことは以下の4つです。

  1. 実績のある事業者を選ぶ
  2. シミュレーションの数値に惑わされない
  3. メンテナンス不用と述べている業者は疑う
  4. 複数の業者に見積もりをとってもらう

業者の中には、利益のために善良な消費者を陥れることを厭わない人もいるので、悪徳業者には騙されないようにしましょう。

実績のある事業者を選ぶ

業者を選ぶときは、必ず実績や法人登記状況を確認することをおすすめします。

評価の高い業者であれば、少し調べるだけでも評判を調べることが可能です。

たとえば、企業HPには、過去の担当件数や提携会社等が記載されています。

また、TwitterなどのSNSで実際に業者に依頼した投資者のコメントを探すのも一つの方法です。

一方、悪徳業者の場合は、マイナスなイメージを抱かせるようなコメント等を削除している可能性が高く、HP等で実績を確認できない傾向があります。

そのため、検索にヒットした業者に関する実績等の情報を得られない場合は、悪徳業者か新規事業者と判断しましょう。

シミュレーションの数値に惑わされない

業者が提示するシミュレーションの数値には惑わされないようにしてください。

悪徳業者は、売れない投資物件を処分する目的で、条件をよく見せるために表面利回りを提示してくる可能性が高いです。

表面利回りとは、投資金額に対する年間収益の割合のことで、経費等を差し引いていないため、実際の利回り(実質利回り)よりも数値の見栄えがよくなります。

本来であれば、投資金額に対する年間利益(年間収益からランニングコストを引いた残り)の割合である実質利回りで計算しなければなりません。

収益から経費等を差し引いているため、収入は少なくなり利回りの数値が悪くなります。

利回りの数値が悪ければ、契約が成立しない可能性があるので、悪徳業者は、表面利回りをあたかも実質利回りかのように提示してくるのです。

業者から利回りを提示されたら、実質利回りで計算されているか確認するようにしましょう。

メンテナンス不用と述べている業者は疑う

メンテナンス不要と述べている業者は、疑いの目で見た方がよいです。

太陽光発電の運用において定期的なメンテナンスは必須で、設備に異常がないか早期発見するのに必要といえます。

メーカーによっては耐久性が優れており、メンテナンスフリーと謳っていることがありますが、外気にさらされるため10~15年でどうしても劣化を防ぐことはできません。

また、自然災害に弱く、地震や台風等で太陽光パネルや配線などが破損する可能性もあります。

寧ろ、細かくメンテナンスした方が好ましく、点検を促す立場にいながらメンテナンス不要を主張する業者は異質です。

太陽光発電投資を成功するには、設備を大切に管理することが重要なので、メンテナンスに力を入れている業者に依頼しましょう。

複数の業者に見積もりをとってもらう

業務を依頼する上で、複数の業者に見積もりをとってもらう方法は一般的です。

最初から一社に絞って見積もりを依頼すると、悪徳業者から相場より極めて高い費用を提示されても気づくことができません。

悪徳業者は他に見積もりをとっている業者がいないか探りを入れてきて、ライバルがいないと判断すれば、ここぞとばかりに高額な値段での交渉を進めてきます。

費用が高いと感づかれても、他に理由をつけて説得をしてくるので、知らない間に相手の口車に乗せられて契約をしてしまうこともあるのです。

いくら業者から説得されてもその場で契約はせずに、一度持ち帰って冷静に判断しましょう。

複数の業者に見積もりをとっていれば、相場帯を把握することができ、悪徳業者から騙される事態を避けることができます。

大手企業から中小企業まで様々な業者に見積もりをしてもらい、一番納得のいく契約内容でサインしましょう。

簡単3ステップでスタート!

【複数の優良企業に一括見積しよう】
太陽光発電を検討したい場合は、複数の厳選企業に無料一括見積ができるグリエネを利用してみてはいかがでしょうか?
全国450社以上の業者が加盟しているため、どのエリアでも一括見積を依頼できます。
依頼作業も簡単3ステップで終わるので、すぐに太陽光発電の見積を比較できるのが魅力です。

太陽光発電投資の嘘や噂は鵜呑みにしないようにしよう!

太陽光発電投資に関する噂の中には、嘘か本当か分からない話が溢れており、そのまま鵜呑みにしないことが大切です。

FIT制度が始まってまだ10年なので、太陽光発電投資の成果はこれから徐々に現れ始めます。

ネガティブな意見も多いですが、太陽光発電投資は投資初心者におすすめの手段です。

様々な意見に惑わされないように、冷静に物事を捉えるようにしましょう。

また、悪徳業者に引っかからないように、冷静に業者を選ぶことも重要です。

今回紹介したポイントを意識して、実績が豊富で信頼のできる業者に依頼しましょう。