太陽光発電のメリットや用地選びの11の条件を徹底解説

太陽光発電で一定の収入を確保するには、適切な用地選びが重要です。

どれほど広い土地があっても、太陽光発電に適していなければ期待したほどの発電が望めません。

あらかじめ調べておかないと、そんな条件もあったのかと後悔することになるでしょう。

この記事では、どんな土地が太陽光発電に適しているか、主な条件11点をまとめてご紹介します。

あわせて、大事な土地を太陽光発電の用地として利用するメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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太陽光発電の用地に適した土地の条件11

太陽光発電の用地に適した土地の条件11

太陽光発電用のソーラーパネルは、どんな土地にも設置できるわけではありません。

安定的な収入を得るためには、条件のよい用地を選ぶことが必要です。

それでは、どんな土地が太陽光発電向けの用地に適しているのでしょうか。

ここでは、その条件について紹介していきます。

日当たりがよいこと

ソーラーパネルは、いうまでもなく太陽光を受けて発電します。

少しでも日当たりのよい場所のほうが、発電量が多くなるわけです。

逆に日光を全く受けられなければ、一切発電できません。

具体的には、日差しを遮るような建造物・樹木といった障害物が周囲にないことが挙げられます。

建造物による散乱光(モノにあたっていろいろな方向に反射する太陽光)によっても発電は可能ですが、効率が下がることは否めません。

第一条件として日当たりがよい土地であることがベストです。

数十枚のソーラーパネルが設置できる広さがあること

太陽光発電の用地は、広いに越したことはありません。

効率的に太陽光発電を行うには、数十枚のソーラーパネルを設置する必要があります。

具体的にどのくらいの広さが必要かは、設置するソーラーパネルの種類や設置したい枚数にもよるので一概にはいえません。

例えば、電力の「全買取」が選択可能な産業用太陽光発電を行うのに必要な10kW以上のシステムを用意する場合、150平方メートル以上の土地が必要ともいわれています。

参考:産業用太陽光発電設備に関する「よくある質問」|神奈川県

土地に直接ソーラーパネルを設置する「野立て」をとる場合は、ソーラーパネル間の間隔を空けて設置する必要があるため、ある程度の広さが必要となるわけです。

土地の価格が安いこと

前述のとおり、太陽光発電で一定の収入を確保するには広い土地が必要となります。

そのため郊外など坪単価が安い場所を選ぶとよいでしょう。

高い費用をかけることなく、広い土地を確保できる場所のほうが、太陽光発電向けの用地に向いています。

できるだけ四角い土地であること

いびつなかたちの土地でも、太陽光発電ができないわけではありませんが、設置できるソーラーパネルの枚数が少なくなってしまいます。

少々狭くても、四角い土地のほうが多くのソーラーパネルを効率的に設置できるのです。

結果、いびつなかたちの土地は太陽光発電用の土地としても坪単価が低くなる傾向があります。

これから土地を探すのであれば、できる限り四角い土地を選びましょう。

自然災害の危険性が少ないこと

ソーラーパネルは当然ながら、屋外に設置されるものです。

雨や風、雪、雹などによる一定の負荷に耐えられる強度は確保されているものの、想定以上となれば大損害を受ける可能性もあります。

太陽光発電においては、浸水や土砂崩れの影響でソーラーパネルが破損する、台風等によってモジュールが飛散し、周囲の建物に損害を与える、地震の影響で地盤が傾き機器が破損するといった自然災害のリスクも存在します。

それ以外にも、雪の重みによってモジュールが損壊する、寒冷地で土壌が凍結することにより地表が隆起し、基礎がゆがんだり傾いたりするといったことも起きる可能性もあるでしょう。

特に昨今では、豪雨や台風、地震といった規模の大きな自然災害が日本各地で発生しており、太陽光発電も甚大な被害を受けていることは否定できません。

自然が相手なので完全に防ぐことは難しいですが、できるだけ自然災害の危険性が少ない土地を選ぶとよいでしょう。

海の近くでないこと

海が近い場所の場合、ソーラーパネルが潮風などによる「塩害」によってダメージを受けてしまいます。

機器にきちんとした対策が施されていれば問題ないとはいえ、その分だけ費用は高くなる傾向です。

太陽光発電の用地は、塩害を受けないよう海から離れた場所のほうが適しています。

できるだけ平らであること

太陽光発電では、一定以上の傾斜があったほうが太陽の光を受けやすく発電効率がよいとされています。

地上に設置するタイプのソーラーパネルは、低い角度で設置するのが一般的です。

そのため土地が平らでなく、傾斜があったりデコボコがひどかったりすると整地が必要となってきます。

整地のために新たに土を足したりローラーをかけたりするとなると、その分の費用がかかることを覚えておきましょう。

地盤が強いこと

傾斜がないことや自然災害の危険性が少ないこともよい条件に値しますが、地盤の強さも重要なポイントです。

台風等の自然災害が発生した場合に、土地の地盤が弱いと土砂崩れ等で太陽光発電の設備が損害を受けてしまうことが考えられます。

そのリスクを避けるためにも、できるだけ地盤が強い土地を探すことが大切です。

景観条例が厳しくないこと

景観条例とは、土地の景観を守ることを目的として地方自治体が定める条例です。

景観条例があると、景観にそぐわないとされる建造物等を設置できない場合があります。

太陽光発電に対しても例外ではなく、景観条例の内容次第ではその土地にソーラーパネルを設置できない可能性があるのです。

景観条例の内容は、自治体によって異なります。

太陽光発電の用地とする場合には、あらかじめその場所で景観条例に抵触しないかチェックする必要があるでしょう。

住宅地ではないこと

仮に景観条例の規制がなかったとしても、住宅地では周辺住民に設置を反対されることもあります。

中でもよくある苦情が、太陽光発電の反射光です。

反射光が周囲の住宅にあたっていれば眩しいことはもちろん、気温が上昇する原因にもなります。

特に夏場になれば、その影響が大きくなる可能性が高く、住宅地では注意が必要です。

中には「光害」による被害を受けたとして裁判に発展した例もあります。

参考:「光害」理由に住宅用太陽光パネルの撤去命じる判決|日本経済新聞

アクセスが悪くないこと

前述したとおり、太陽光発電の用地は、日差しを妨げるような建物が近くにない場所で、なおかつ坪単価が安いほうがよいでしょう。

ただし、これらの条件を満たすとなると、どうしてもアクセスが悪くなりがちです。

アクセス手段が限られたり、あまり足を運べないような場所であったりすると困ることが多いのも事実です。

滅多にないとはいえ、仮に太陽光発電の稼働に問題があった際は、現地へ行って状況を確かめる必要があります。

仮に現地に監視カメラが設置されていたとしても、その映像だけでは原因の特定が難しい場合も多々あります。

なるべくスムーズに行ける場所を選ぶようにしましょう。

太陽光発電の用地にするメリット

太陽光発電の用地にするメリット

太陽光発電の用地には、さまざまな条件があることが分かりました。

ではこれらの条件をクリアして用地を確保するメリットは、一体どんなものがあるのでしょうか。

具体的にみていきましょう。

失敗するリスクが低く、安定した収入を確保できる

太陽光発電による売り上げは、固定価格買取制度(FIT)によって保証されています。

安定的に発電できてさえいれば、一定の収入を確保できるわけです。

あらかじめ実際にどのくらいの収入が得られるのか算出することもできます。

それに比べて、空いた土地でマンション経営をする場合、どのくらい空室ができるか分からないので太陽光発電のほうが失敗するリスクも少ないわけです。

なお固定価格買取制度が開始された2012年以降、売電価格は下がっているものの、同時に太陽光発電の品質は向上しコストも下がっていることから、利回り自体は下がっていません。

特に固定資産税が安い郊外であれば、利益はさらに出やすくなります。

家の屋根を使わなくてよい

専用の土地で太陽光発電を行うメリットとしては、家の屋根を使わなくてよいことが挙げられます。

屋根にソーラーパネルを設置すると、家の景観が悪くなってしまうと敬遠する方も珍しくありません。

特に景観にこだわって家を建てた方にとっては大きな問題です。

その点、太陽光用地を確保してそこで太陽光発電を行えば、その心配はありません。

余っている土地を活用できる

田舎に用途のない土地を所有している方も多いのではないでしょうか。

そういった土地は、太陽光発電向けの用地として適している可能性があります。

前述したような、十分な広さがある、日差しを遮るような建物が周囲にない、住宅地の近くでないことなどといった条件にも当てはまる確率も高いでしょう。

住宅などに転用できない土地であっても、太陽光発電用の用地には向いているかもしれません。

専門的な知識が必ずしも必要とされない

ソーラーパネルの設置等は、専門の業者がすべて行ってくれるため、特に専門的な知識は必要ありません。

もちろん契約書や見積書の類は確認しますが、太陽光発電の運用については専門的な知識は必要とされないことから、初心者でも投資しやすい分野といえるでしょう。

まとめ

太陽光発電で十分な収入を得るためには、さまざまな土地選びの条件があります。

広くて日当たりのよい土地であることはもちろんのこと、土地のかたちや景観条例の有無、海が近いか否かの条件等にも着目することが大切です。

チェックすべき項目が多いことから、注意深く土地選びをしなくてはなりません。

一方、適した土地を確保して滞りなく太陽光発電ができたなら、不動産運営より安定した収入を確保できる可能性も高いでしょう。

持て余していた田舎の土地を、太陽光発電に活用できるケースもあるので、ぜひこれを機会に検討してみてはいかがでしょうか。