不動産売却チラシは信じて良い?危険性や見るべきポイントをわかりやすく解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

不動産の売却を求めるチラシ。自宅のポストに入っていて、目にしたことのある方も多いと思います。

中には、地域限定で高額買取!など、自宅を売却しようと検討している方には惹かれてしまう文言が。

しかし、その情報は本当なのか疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では売却不動産の募集チラシの信頼性や、もしチラシを見て売却依頼をした場合どうなるのか、紹介していきます。

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不動産売却募集のチラシにはどんなものがあるのか

不動産売却募集のチラシにはどんなものがあるのか

まず不動産売却募集のチラシにはどんなものがあるのか、特にどの部分が信頼できないのか、紹介していきます。

例① どこよりも高い価格の査定をお約束します!

不動産を売却しようと考えている方に、このアピールポイントが来ると、ついつい「電話してみようかな」と思うかもしれませんが、やめておきましょう。

何故なら「どこよりも高い」というメッセージは、不動産会社が媒介契約を結ばせる為の餌である可能性が高いからです。

不動産は相場以上の金額で売れることはほとんどありません。

契約をして売値を設定した後に「売れないから値下げしないとダメ」と不動産会社が持ちかけることが予想できます。

どこよりも高い、という言葉に惑わされないで、「不動産は相場以上に売れることは基本的にはない」ことを覚えておきましょう。

例② 求む!売却不動産 〇〇円で購入を希望されているお客様がいます!

このようなメッセージでは「1500万円で!」などと、実際の金額が記載されていることが多く見られます。

「その値段で買い取ってくれるなら売却していいかも!」と考える方もいるかもしれませんが、チラシに書かれている金額で売れることはほぼありません。

具体的な金額を出すことで、売却検討者に、すぐに買い手が見つかりますよ!という印象を与えて、契約を結ばせる意図があります。

実際に依頼して契約をしてみると「そのお客様は別の物件で契約が終わった」などと言われてしまうことが予想できます。

具体的な数字につい目が行ってしまうかもしれませんが、基本的には「購入希望者なんていない」と思っておいてください。

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例③ 急募!この周辺で物件を探されているお客様がいます!

不動産売却を求めるチラシの”定番”とも言える内容です。

「この地域限定で」など、文言は変わってきますが、これも信頼できません。

実際に購入を検討しているお客様がいるかは疑った方がいいでしょう。

この場合は、不動産会社が相場の高い地域や売れそうな物件を中心に。手当たり次第でチラシを出している可能性が高いです。

実際に契約をしてみると、この周辺で物件を探しているお客様がいなかった!なんてことになるかもしれませんので注意しましょう。

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不動産が売却物件の募集チラシを出す理由

不動産が売却物件の募集チラシを出す理由

では、何故、不動産会社は売却物件の募集チラシを出すのか、解説していきます。

両手取引がしやすいから

売却物件を保有することで、不動産会社は買主と売主のどちらからも取引できる可能性が高まります。

これを「両手取引」と呼ばれており、一つの物件で買主・売主の両方から仲介手数料を得ることができるので、不動産会社にとっては大きな利益をもたらすことになります。

この取引自体、違法ではありませんが、中には別の不動産会社から連絡があっても「もう売れてしまった」など嘘をついて、自分の不動産会社から購入検討者が出るまで対応しないところも。

現在はチラシなどの紙媒体だけでなく、パソコンやスマホから簡単に情報を集めることができるので、売主か買主のどちらか一方しか仲介手数料を得ることができない「片手仲介」が増えてきています。

チラシを出す不動産会社としては、たくさんの売却物件を増やすことで、両手取引の確率を上げようとしているのです。

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売却物件がたくさんあると、他社と差別化できるから

売却物件がたくさんあると、それだけで他社と差別化をすることができ、購入希望者へ大きなアピールポイントになります。

契約のやり方によっては、他社では扱っていない物件ということになり、強みを出すことが可能です。

つまり、売却物件を集めて不動産会社が独占していくことで、競合となる他社よりも優位に立つことができます。

また、先ほど紹介しましたが、物件を独占することで「両手取引」も狙いやすくなるので、大きな利益に繋がるのです。

購入業務より売却の方が効率が良いから

不動産が売却物件の募集チラシを出す理由として、「購入業務よりも効率が良いから」というのも挙げられます。

自宅を購入しようと思うお客さんは、たくさんの物件を見ることになるため、不動産会社は、社用車で移動したり内覧の対応をしたりなど、対応することがたくさんあります。

また、購入希望者の意思決定に対して長期的にフォローする必要があり、利益を得られるまでの期間が長くかかります。

しかし、不動産売却の場合「必ず売る理由」があるので、不動産会社は契約を結んで売る事さえできれば確実に報酬を得ることができます。

売却する側も、明確な目的を持って物件を売ることがほとんどなので、購入側のようにキャンセルすることはほぼありません。

不動産会社からすれば、物件を売りさえすれば、仲介手数料を得ることができるので、チラシを出して少しでも売却物件を集めたいのです。

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売却価格をコントロールすることができる

不動産売却のチラシを見て連絡をするような人は、基本的にチラシを出している不動産会社にしか連絡しません。

また、不動産の相場を事前に調べていることもほとんどありません。

そのため「複数の不動産会社に査定の見積もりをしよう」とはあまり考えていないため、結果、不動産会社が、売却価格をコントロールすることも可能です。

不動産売却のチラシを見て売却依頼をしてしまうと?

不動産売却のチラシを見て売却依頼をしてしまうと?

売主としては「売却したい物件を売れるならそれでいい。チラシから電話をするとどんな不都合があるのか?」と思う方もいるでしょう。

確かに大手の不動産会社がチラシを配っているなら問題ありませんが、良い会社の評判は口コミやネットで広がっていくものなので、あまり広告の必要がない、ということが言えるでしょう。

チラシを使う、ということは、その方法でしかお客さんが査定依頼しに来ない、という可能性もあります。

もし、不動産売却のチラシを見て売却依頼をしてしまうと、どんなことが起こりうるのでしょうか。

売主のことを一切考えていない可能性がある

チラシを配っている不動産会社は、早く利益を上げたいがために、不動産の売却を急がせる傾向にあります。

当たり前ですが、利益の為にしか動いていない不動産会社に依頼をしてしまうと、売主のことは一切考えていません。

営業マンは、1件成約するごとにインセンティブで給料も増えるので、私利私欲も十分に入っている可能性があるでしょう。

契約後、こちらの話を一切聞こうともしない、売却の状況を聞いてもまともに答えてくれない、なんてことも。

こんな会社は売主が損をしても何も思わず、自分達の利益を追いかけるため、価格や仲介の方法も信用できません。

全然売れなかったり、逆に早く売れたけど安い価格で販売されていた、など、売主が損したり、トラブルになる可能性もあるので、気を付けた方が良いでしょう。

悪徳業者の可能性が高いことも

不動産売却のチラシはほとんど嘘しか記載されていない、と言っても大げさではないでしょう。

もちろん中には、大手がしっかりと考えて作っている場合もあります。

「チラシを配っている不動産は悪徳業者!」と言い切れませんが、会社名を聞いたこともない場合は注意した方がよいです。

どうしても気になる場合は、その会社の情報をネットで調べてみましょう。

そこで悪徳会社である情報が載っている可能性も十分にあります。

もし見つからなかった場合は、査定をしてもらうのも一つです。

ただし、その会社だけ査定してもらうのではなく別の不動産会社にも依頼を出して複数社で検討するようにしてください。

なぜその査定額になったのかをしっかりと説明をしてもらい、不動産売却におけるメリットだけでなくデメリットも説明できるかなど、自分で「ポイントとなる項目」を事前に決めて話を聞くおくことで、その不動産会社が信頼できるかを判断できるでしょう。

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優良不動産会社を探すなら一括査定サービス

複数の不動産会社に一括で査定を依頼すると、比較検討して信頼できる不動産会社を見つけやすくなります。

また不動産会社によって、1戸建ての売却が得意、マンション売却が得意、など、得意分野が違ってきますので「この会社はマンション売却は不得意だな」と見極めにもつながります。

不動産売却のチラシを見てどうしても気になる場合は、一緒に一括査定サービスを利用して信頼できる会社かどうかを確かめましょう。

なぜなら優良な不動産会社はあなたを騙そうとせず良心的な価格を提示してくれるので、ざっくりと比較するだけで悪徳業者に費やす時間が少なく済むからです。

また、不動産業界はこれまでの取引先との関係性を重んじる慣習があるため、隠れた優良な不動産会社は一部の一括査定サイトにしか登録していないこともあります。

不動産売却で失敗したくないのであれば、一括査定サイトをいくつか利用して優良な不動産会社をしっかり探すことをおすすめします。

ここでは、不動産一括査定サイトの大手として人気のある3つのサイトを順番にご紹介します。

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出典:HOME4U

HOME4UはNTTデータグループが運営しており、実績によって厳選された不動産会社が登録している不動産一括査定サイトです。

NTTデータグループが持つ日本最高峰のセキュリティも導入されており、個人情報も大切に守ってくれるのが魅力です。

査定する会社も最大6社に限定しているので、不動産会社から大量の営業電話がかかってくる心配もありません。

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出典:SUUMO

SUUMO(スーモ)は株式会社リクルートが提供する仲介専門の不動産一括査定サービスです。

不動産業界大手であるSUUMOは数多くの不動産仲介会社と提携しており、実績ある不動産会社から複数の査定価格を比較できます。

最短60秒で終わるほど申し込み手続きも簡単なので、仲介を利用した不動産売却をしたい人におすすめです。

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出典:LIFULL HOME'S

HOME’S(ホームズ)はサービス利用者数が700万人を突破するほど人気のある不動産一括査定サイトです。

日本最大級の不動産・住宅情報サイトの運営経験から生まれた独自の審査基準に基づき、良質な不動産会社のみと提携しているのが魅力です。

各不動産会社ごとに「買取保証」や「女性スタッフが1/3以上」などの特徴も見やすいので、こだわって探したい人におすすめです。

上記3社以外にもおすすめな不動産一括査定サイトを比較したい方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

まとめ

不動産売却のチラシについて紹介しました。

もしチラシを見て査定依頼や契約をしてしまうと、なかなか物件が売れなかったり、相場より安い価格で売られてしまう可能性があります。

不動産売却はトラブルになってしまうことも多いので、慎重になる必要があります。

どの不動産に依頼すれば良いのかわからない場合は、優良企業を厳選している一括査定サービスを利用して、信頼できる不動産会社を見つけてください。