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リフォームをしたいけれども、まず何をすればよいのかわからない、リフォームの見積もりを依頼したいけれども、断れるかどうかが心配、などという人も多いのではないでしょうか。
リフォームは、部屋の状態や希望する内容によって工事費が大きく異なりますので、見積りを依頼する前に押さえておきたいポイントがいくつかあります。
見積もりを依頼することは、工事費用の目安が把握できるだけでなく、業者同士の工事内容や費用の比較にも活用できます。
見積もりを依頼する前から準備したい内容や、見積りを依頼した後の断り方を知って、リフォームを安心して依頼できる業者探しに活用しましょう。
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リフォーム内容と予算を決める
見積もり先を決める前に、まずはリフォームの内容と予算を決めましょう。
この2つは、見積もりを依頼する際に、どのリフォーム会社でも確認事項として尋ねられます。
リフォーム内容と予算を決めるには、次のような方法があります。
特に、設備メーカーのショールームや雑誌をチェックすると、自分がイメージするリフォームを実現するための大まかな予算を調べることができます。
さらにリフォームしたいポイント別に、優先順位をつけておくこともおすすめです。予算内で優先して取り組んでほしい部分を、リフォーム業者に明確に伝えられます。
無理なくリフォームに使える費用をどのくらい準備できるのか、大まかな予算を明確にしておくことが大切です。
間取り図を準備する
より精度の高い提案や見積もりを出してもらうためにも、必要に応じて間取り図を準備しておきましょう。建物の基本情報となる、築年数や面積、構造についてチェックしておくことも大切です。
もし手元に間取り図がない場合は、間取り図を書き起こして作成する費用が発生する場合もあります。
間取り図の作成費用もリフォーム業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
間取り図の作成はリフォーム業者に頼むのが一般的ですが、自分で寸法を測って作成した図面でも大丈夫です。
できないことも調べておく
自分の家であっても、法律上の決まりや家の構造によっては思い通りにできない場合もあります。
戸建ての場合
コンクリートのプレハブなど、壁で建物を支えている構造の場合、間取りの変更は難しくなります。
また建物を支えている壁に対し、窓を新しく設置することはできません。
特に、家の床面積が増えるリフォームは地方自治体へ届け出が必要になる場合もあるため、注意が必要です。
マンションの場合
共用部と呼ばれる玄関の外側や窓、サッシ、バルコニーなどはリフォームできません。
一方、マンション専有部と呼ばれる室内は、構造的に問題なければ間取りの変更や内装設備も新調できますが、場合によってはマンション管理組合の規約に違反する恐れがあります。
必ずマンション管理組合の規約を確認し、事前の許可を得ることも忘れないようにしましょう。
リフォーム業者の選び方
リフォーム業者を探すときは、次の3つのポイントをチェックして候補を絞りましょう。
近隣の地域にある業者を選ぶことで、距離的にも近いため、現地調査やリフォーム中に何かしらトラブルが起きた場合もフォローしてもらいやすくなります。
建設業許可を取得していないと、大規模なリフォーム(費用が500万円を超えるもの)ができません。取得している業者に依頼する方が安心かと思われます。会社のホームページなどで確認することができます。
相見積もりを取るメリット
リフォームする際は、複数の会社に相見積もりをしましょう。
優良なリフォーム業者から複数の候補を絞り、さらにその中から3社ほど選んで見積もりを依頼するのがおすすめです。
相見積もりをとることで次のようなメリットを得ることができます。
工事内容と費用が比較できる
複数社の見積もりを比較することで、高すぎたり、不必要なリフォームをする会社を回避することができます。
リフォーム業者によって、行う箇所や使用する素材、工法など条件が異なります。例え同じマンション内であっても、リフォーム費用が参考になるケースは少なく、相場がとても分かりにくいという難点があります。
そこで見積もり依頼を1社に絞ってしまうと、予算内でできるプランの違いが分からないため、よりよいプランを逃してしまうかもしれません。
相見積もりをすればある程度の費用の相場が分かり、高額請求をしている業者や不要なリフォームが含まれていないかをチェックできます。
信頼できる業者探しのためにも、まずリフォーム前に相見積もりを行いましょう。
リフォーム業者の姿勢を見ることができる
見積もりから分かることは価格だけでなく、リフォーム会社や工務店などの対応を通して会社の信頼度も推し量ることができます。
例えば、見積もりを依頼したときに工事内容を分かりやすく説明してくれるか、どのくらいで完成するか期日を提示してくれるか、などといった対応から、依頼人の立場に立った対応をしてくれる業者かどうかを確かめることが出来ます。
またリフォームの見積書が完成した後も、その書類が分かりやすく構成されているのか、金額や予算の都合に合わせたいといった依頼者からの質問に、どのように対応してくれるのかなどもポイントです。
実際に対応してくれる担当者との相性も重視して、リフォームを任せられる業者を選びましょう。
リフォームの見積もり依頼をする注意点
リフォームの前に相見積もりをして業者を厳選する際、より価値ある見積もりにするためにも注意したいポイントが4つあります。
見積もり費用の確認をする
見積もりにかかる費用は、業者によって様々です。見積もりだけなら無料のこともあれば、ある一定の範囲からは有料となっている場合もあります。
特に詳細な見積もりを作成してもらう場合は、プランニング費用などが発生する場合があります。
見積もりを依頼する際は「見積もりそのものにいくら費用が発生するか」を必ず確認しておきましょう。
依頼する条件は同じにすること
複数の業者に依頼する際に、条件がバラバラにならないよう、依頼前に伝える条件を書き出しておくと安心です。
ホームページからメールなどを通じて簡単に依頼できる場合もありますが、条件をそろえるためにも、一度次の5点をチェックしましょう。
条件をそろえずに依頼すると、自分が後で業者ごと比較する際に混乱する原因になります。
条件をそろえれば工事費用が分かりやすくなり、「業者の技術力」や「担当者の交渉力」といったチェックしたいポイントも比較しやすくなるため、事前にまとめておきましょう。
他社の見積書は見せない
実際にリフォーム業者に自宅を訪問してもらいリフォームしたい箇所の見積もりをしてもらうことを「現地調査」といいます。
このとき、相見積もりをとっていたとしても、他社の見積書を見せるのは控えるようにしましょう。
確かに相見積もりをしていることを業者に伝えるのは、比較検討していることが相手に伝わるため、気合を入れて取り組んでもらえるというメリットがあります。
そのため、相見積もりをしていると業者に伝えること自体は、問題ではありません。
しかし、見積書はその業者が苦労して打ち合わせ、それまで得た情報から作り出した提案です。それを他社へ見せてしまうのは、作ってくれた業者への真摯さに欠ける行為といえます。
中には見積書を見せて「同じくらい安くならないか」と交渉したい人もいるかもしれません。
しかし、その見積書を基準に「こっちの方がより長期的に運用できる」といった工事方法の理由付けなど叩き台にされてしまい、想定より安くならないことも多いため、交渉面からも避けた方が賢明です。
見積もりは入り口
見積もり金額を比較し、一番安いところに依頼したからといって、最終的なリフォーム総額が安くなるとは限りません。
実際にリフォームを始めた結果、当初の計画ではリフォームしきれないために、途中で追加工事や工事内容の変更、仕様変更によって追加費用が発生する可能性は十分に考えられます。
したがって「見積もりはあくまでもスタート」と考え、予算ギリギリまで追加せず、ゆとりを持たせておくことも重要です。
そして相見積もりは格安業者を探すための方法ではなく「満足度の高いリフォームのための業者探し」の方法であることを忘れないようにしましょう。
リフォームの見積もりの例と実際の費用
実際にリフォームの見積もりを依頼した場合、どのくらいの費用が発生するのか、そして見積書を受け取ったらどんなポイントに注目すべきかを具体的な費用の例と共に紹介します。
家の外をリフォームする場合
外壁や屋根は劣化しやすく、リフォームの候補になりやすい場所の1つです。費用相場を場所別にみていくと、次のような金額がかかります。
外壁や駐車場などの価格幅が大きいのは、壁の塗料の塗りなおしだけでなく、外壁を張り替えて下地から新調するなどのリフォーム方法によって、費用が大きく異なるためです。
見積もりの時点では「塗り替え」を希望していても、実際に担当者と話し合った結果、老朽化に対応するため外壁の張り替えが必要な場合もあるでしょう。
その場合は、見積もりより費用が高くなるケースもあります。
家の中をリフォームする場合
家の中をリフォームする例としては、床の張り替えや床暖房の設置、畳をフローリングへ張り替える、といったものが挙げられます。
費用相場の一例を見てみましょう。
床や壁に使う素材にこだわらなければ、見積もりの段階では費用面はそれほど高額にはなりません。
しかし外壁などのリフォームと同様に、用いる床材の材質や設備の質、リフォーム方法に応じて費用が2倍から3倍になる場合もあります。
特にキッチンのように、水やガス、電気の配線など、構造が複雑な箇所のリフォームはそれらの工事費用がかかるケースもあるため注意が必要です。
水回りをリフォームする場合
水回りのリフォームは、トイレの便座を交換する、古い浴槽を新しいものへ取り替える など、様々なものが挙げられます。
これはスタンダードなモデルにおける費用であり、ハイクラスの設備を選んだり、天井や壁に防臭効果を持つ壁紙を用いたりすると、最終的な費用が2倍以上になる場合もあります。
目的を明確にして、設備の使い心地や見た目を事前にメーカーの展示場などで確認し、どのようなリフォームをしたいかを具体的に計画すると、見積もり費用をより正確に出してもらいやすくなります。
見積書をもらったら金額以外にチェックしたいこと
見積書をもらったら、気になる全体の金額以外にもチェックしたい部分が2つあります。
工事にかかる雑費
雑費とは、工事の土台作りにあたる仮設工事費や、解体が行われる際に出る廃材処分費、また路地の奥に家がある場合の資材の運搬費用など、様々な費用をまとめたものです。
目安は全体の見積金額の10%前後ですが、これを上回るケースもあります。
もし10%を超えて不当に高いようであれば、項目別にチェックし、担当者に理由を確認してみましょう。
有効期限を確認する
見積書には有効期限があり、通常、1カ月程度が目安です。
期日を過ぎると材料費の変動が起きるなどの理由から、同じ見積もり費用では受けてもらえない場合もあります。
他の業者に比べて有効期限が短すぎる業者は、契約を急がせるためにわざと期間を短くしている悪徳リフォーム業者の可能性もあるため、注意が必要です。
リフォームの見積書を出してもらった会社を断るには
リフォーム業者に相見積もりを依頼する際に、「工事を依頼しない業者に対して、どう断ればいいか分からない」と不安になる方も多いのではないでしょうか。ここではリフォーム業者に断りを入れる際のポイントを紹介します。
断る理由を明確に伝える
最初に断る理由を明確に伝えましょう。
例えば、よくある断り方として、次の2つが挙げられます。
- 金銭面で予算を超えてしまうため、魅力的なプランではありますが、お断りさせていただきます。
- 他社様のプランの方が魅力的であり、現在からプランを形にするよりも時間的に早いため、今回はお断りさせていただきます。
また他の業者にすでに決定していることを伝えておくと、断った業者から再び連絡が来ることを防げます。
連絡方法は電話が一般的ですが、メールでも問題はありません。
一方で注意したいのは、何も連絡をしない、あるいは、あいまいな返答をして自然消滅させようとすることです。
業者側の心証を悪くするだけでなく、あいまいな返答だと「後ひと押しをすれば契約できるかも」と誤解され、何度も食い下がってくる場合もあります。
感謝と次回の可能性を忘れずに伝える
理由を明確に伝えるのに合わせ、感謝の言葉と次回の可能性を伝えておくとよいです。
最後に「また機会がありましたら、よろしくお願いいたします」と付け加えるだけでも、断られたリフォーム業者側にとっても気持ちよく取引を終えることができます。
また見積もりを作成する分の時間がかかっていることは事実ですので、手をかけてもらったことへの感謝も伝えられるとよいです。
なぜなら、自宅の他の部分をリフォームしたくなった時、再びその業者にリフォームの見積もりを取ってもらう可能性もゼロではないからです。
解体工事費用の見積もりは無料で利用できる「解体の窓口」へ。
近くの解体業者の無料相見積はカンタン30秒で完了!
逆オークションで解体費用がどんどん安くなる!ぜひご利用ください!
リフォームの見積もりのポイントを把握してから行動を
リフォームにおいて、見積もりは業者を決めるために有効な手段です。
まずは自宅周辺のリフォームを引き受けてくれる業者をチェックして、どのようなリフォームを行っているか比べてみるところから始めてみると、リフォームの計画も立てやすくなります。
しかし見積もりを依頼するとなると、業者とのやり取りや予算の用意、リフォームの計画など様々な手間と時間がかかります。
大切な家のリフォームを依頼する業者選びをじっくり行うためにも、今回紹介したポイントを把握してから行動し、効率よく見積もりを取っていきましょう。
リフォームの料金は工事内容によって異なり、同じ工事内容でもリフォーム業者によって異なります。この記事では、費用の相場や業者の選び方をご紹介していきます。これからリフォームを検討している人は、この記事を読んでぜひ参考にしてみてください。