固定金利と変動金利はどちらが良い?両者のメリット・デメリットを徹底比較

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住宅ローンなどで借り入れをする祭には、主に固定金利と変動金利のどちらを選ぶことになります。

ただ、はじめてローンを借りる人にとってはどちらを選ぶべきなのか判断がつきづらいと思います。

この記事では固定金利と変動金利について、両者の違いをメリット・デメリットをわかりやすく説明します。

さらに、固定金利と変動金利はそれぞれにどのような向いているかや、金利変更について触れていくので、これからローン借り入れを検討している方にはぜひ読んでいただきたい内容です。

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固定金利と変動金利の違いとは

固定金利と変動金利には、どのような違いがあるのでしょうか?

その名の通り金利が「固定」か「変動」かという違いはなんとなく分かっていても、細かい部分は分からない方も多いと思います。

まずは固定金利と変動金利、それぞれの違いについて分かりやすくお伝えします。

固定金利とは

固定金利とは、借り入れた資金に対してあらかじめ決められた金利が適用され続ける金利形態のことです。

住宅ローンや自動車ローンなどで使用されることが多く、固定金利を選択すれば借り手は金利変動で返済額が増えるリスクから解放されます。

また、返済額が一定期間内は変わらないため、返済シミュレーションがしやすくなるのも特徴です。

また、固定金利には「固定金利期間選択型」「超長期固定(全期間固定)金利型」の2種類があります。

固定金利期間選択型

あらかじめ決められた一定期間の間は金利が固定となるタイプの固定金利ローンです。

期間終了時には変動金利型となるか、再び固定金利特約期間を設定するか選択できるケースも多いです。

超長期固定(全期間固定)金利型

借入れから完済まで、一貫して同じ金利が適用される金利タイプです。

低金利の時に超長期固定(全期間固定)金利型を選択すれば、返済総額を抑えることができます。

変動金利とは

変動金利とは、借り入れ金利が市場の変動に応じて上下する金利形態のことです。

変動金利を選択すると、金利が低い時期にはお得な金利で借り入れることができますが、高金利の時期には総返済額が増えてしまいます。

ただし変動金利は一般的に固定金利よりも金利が低いことが多いので、短期的な借り入れで利用されやすいです。

固定期間選択型金利とは

固定金利と変動金利のどちらかに決められない方には「固定期間選択型金利」がおすすめです。

一定期間は固定金利が適用され、期間が終了したタイミングで変動金利に移行するという、固定金利と変動金利の性質を併せ持つ金利タイプです。

固定期間選択型金利では、借り手は固定期間中に金利上昇のリスクを抑えられるので、返済期間の前半にまとまったお金が必要で資金計画を確定させたい方にはおすすめです。

また、将来的に大幅な金利低下が見込まれると読んでいる方も、固定期間選択型金利は有効な選択肢といえます。

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固定金利と変動金利、どちらが選ばれている?

国土交通省が発表している「令和3年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」では、2018~2021年の4年間では約70%が変動金利を選択しています。

固定金利は変動金利と比べて金利高騰に巻き込まれづらいというメリットがありますが、実は元の金利が高めに設定されることが多いためです。

住宅金融支援機構が発表しているデータによると、民間金融機関の住宅ローンの変動金利は1990年後半の8.5%をピークに下がり続けており、2010年以降は2.5%程度となっています。

一方の固定金利は2018年~2020年の直近で3.5%前後なので、大きく金利が上昇するという予測を立てている人以外は変動金利を選ぶ方がお得なのです。

固定金利のメリット・デメリット

固定金利は変動金利と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?それぞれについて細かく解説していきます。

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固定金利のメリット

まずは、固定金利のメリットからご紹介します。

固定金利は借入期間中に支払う利息が変動しないため、返済額が事前に予測できます。

子供の進学や車の購入などを控えていて資金計画を確定させたい方には、金利が変わらないのは安心できるポイントです。

また、金利が急激に上昇した際にも固定金利なら影響を受けないのも大きなメリットです。

固定金利のデメリット

固定金利は金利が変動しないので、将来的に金利が低下した場合には、高い利率で借り入れている状況が続くことになるのでデメリットといえます。

また、変動金利と比べて、固定金利は初期金利が高く設定されるケースが多いです。

実際に住宅金融支援機構が発表しているデータでは、民間金融機関の住宅ローンの変動金利は2010年以降は2.5%程度なのに比べて固定金利は2018年~2020年の直近で3.5%程度となっています。

変動金利のメリット・デメリット

次に、変動金利についてメリットとデメリットを紹介します。

先述した固定金利のメリット・デメリットも含めて検討し、どちらを選択するか決めてください。

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変動金利のメリット

まずは、変動金利のメリットから紹介します。

低金利の時に恩恵を受けられる

変動金利は、市場金利に連動して変動するため、金利が低下すれば支払い負担が軽減されます。

金利の見直しは契約から5年ごとに行われることが多いですが、金利が大きく上がらない限りは恩恵を受けられます。

低金利で借りられることが多い

変動金利は固定金利よりも借り入れ時の初期金利が低いケースが多く、金利負担が軽減されます。

金利の見直し時に横ばいか微増程度であれば、変動金利を選択した方がお得です。

変動金利のデメリット

次に、変動金利のデメリットです。メリットと併せて把握しておきましょう。

支払い総額が読みづらい

変動金利の場合は、市場金利に連動して支払い利息が変動します。

将来の金利変動を予測することは専門家でも難しいため、支払金利および支払総額を確定させることができません。

子供の進学や車の買い替えなどを予定している人にとっては、資金シミュレーションができないのはデメリットになります。

金利上昇による負担増

変動金利は固定金利とは逆に、将来的に金利が大幅上昇した場合にはローンの支払い負担が増加してしまいます。

2010年以降固定金利より変動金利の方が金利が低い状態が続いているとはいえ、将来の金利がどうなるかは誰にもわかりません。

変動金利のリスクを抑える方法

2023年2月現在、固定金利の借り入れ時金利が高いために変動金利を選ぶ方が多いのですが、将来の大幅な金利上昇(負担増)に対する不安を抱えることにもなります。

そこで、少しでも変動金利のリスクを抑える方法をご紹介します。

固定金利機関選択型を選択する

超低金利時代に長期のローンを組む場合は、固定金利機関選択型を選ぶのも1つの方法です。

当初は固定金利で借り入れをして一定の期間終了後に変動金利へと移行するという仕組みなので、万が一将来的に大幅に金利が上昇しても、影響を最小限で抑えられます。

金利の変動を定期的にチェックする

市場金利の状況を定期的にチェックすることで、金利上昇の兆候を察知して迅速に対策を講じられます。

目安となるのは日銀の政策です。2023年2月現在のように日銀が金融緩和に舵を切っている状態なら、住宅ローンの低金利も続くという予想ができるのです。

こまめに繰り上げ返済する

ボーナスが支給されたり、資金に余裕ができたタイミングで住宅ローンの繰り上げを行うことで元本を徐々に減らせるので、返済期間を短縮できます。

さらに、総返済金額が減少するので、金利負担も軽減されるのです。

ただし、繰り上げ返済には手数料がかかることが多いので、事前に住宅ローン借り入れ時に交わした契約書を読んで繰り上げ返済の手数料額を確認してください。

手数料は繰り上げ返済の度にかかるので、全体的な返済額が本当に減るのかシミュレーションも必須です。

金利上昇のタイミングで一括返済する

変動金利を選択した後に金融引き締め製作などで金利が大幅に上昇によると、支払金利も増えます。

そこで、金利上昇のタイミングで一括返済をしてしまえば、金利上昇による負担の増加を回避できます。

繰り上げ返済同様に一括返済でも手数料がかかりますし、一括返済には多額の資金が必要になるので、キャッシュがなければ借り入れが必要です。

手数料や借入時の金利を含めて返済シミュレーションをして、一括返済がお得なのかどうかを判断してください。

借入額を抑える

そもそものローン借入額が少なければ金利負担も少なくなり、総返済額も減少します。

金融機関からのローン借り入れ額が少ないと、信用情報に良い影響を与えるので良いことづくめです。

信用情報は将来的な借入や住宅ローンなどの審査において、重視される項目なので、自動車や進学ローンの利用を検討している方はなるべく借り入れ額を抑えたいところです。

繰り上げ返済・金利タイプ変更時の注意点

固定金利から変動金利に変更する場合や、総返済額を抑えるために繰り上げ返済を行う場合、いくつかの注意点があります。事前にチェックしておきましょう

手数料を確認する

住宅ローンの繰り上げ返済や金利タイプを変更には、手数料がかかる場合があります。

手数料の額によっては繰り上げ返済・金利変更をしない方がお得という結論になるかもしれません。

ローン契約時に締結した契約書に、繰り上げ返済や金利タイプ変更に関する条項が記載されている場合がありますので、契約書を読み直して、そもそも変更が可能なのか、変更に際してかかる手数料額や必要な手続きの有無を確認しておきましょう。

適切なタイミングで金利変更・繰り上げ返済をする

金利タイプの変更や繰り上げ返済をするなら、適切なタイミングを見計らって実行に移しましょう。

日銀の大規模な金利政策が発表された時や、住宅ローン控除期間が終わった時は金利タイプ変更を検討するタイミングです。

また、退職金を受領したり、子育て資金がかからなくなったタイミングで繰り上げ返済をするのもおすすめです。

自己資金を確保する

繰り上げで一括返済を行う場合、多額の資金が必要になります。

繰り上げ返済をする前に、親族や金融機関から借り入れを行うなど、資金の準備をしておくことが大切です。

金利タイプ変更が不可なら借り換えも検討する

住宅ローン契約の内容によっては、金利タイプの変更ができないことがあります。

そんな時は、他の金融機関への借り換えも選択肢に入れましょう。より低い金利や好条件のローンに借り換えることで、将来的な負担を軽減できるケースが多いです。

ただし、借り換えにも手数料がかかることが多いので、借り換え前に再度の返済シミュレーションをしてください。

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住宅ローン選びで迷っているのであれば、ARUHIの住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。フラット35で13年連続シェアNo.1の実績があるため、あなたに適している固定金利の住宅ローンを提案してくれます。さらに条件を満たすことができれば頭金なしで諸費用なども一部借入できるので、初期費用を抑えたい方にとっておすすめです。

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※2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数。(2023年3月末現在、ARUHI調べ。)

固定金利と変動金利の基本知識まとめ

固定金利と変動金利はどちらが優れているということはなく、それぞれメリットとデメリットが存在します。

自らのライフプランと照らし合わせて、どちらの金利が適しているかを見極めてください。