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トイレのタイプは、好みや利便性によって選択肢が豊富にあります。
しかし、トイレのリフォームにはどのくらいの費用がかかるのか、どのように業者を選べばよいか不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、トイレのリフォーム費用の相場やリフォーム業者の選び方について紹介していきます。これからトイレのリフォームを検討している人は、資金計画や業者選びなどの参考にしてみてください。
リフォームの見積もりを取ってから業者を決めるまでの流れや断り方などを解説します。見積もりを取る際の注意点、各リフォームの費用、相場までご紹介。リフォームをする際は実際に業者へ見積もりをとるべきですが、初めて家のリフォームを検討するときに参考にしてください。
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トイレのリフォーム費用の相場と工事内容
キッチンや浴室といった様々な水回り箇所のリフォームがありますが、他の場所に比べてトイレは比較的費用が安く済むのが魅力です。
何をどのように交換するかで費用が変動するため、リフォームを依頼する前に工事内容別の費用の相場を確認しておきましょう。
便座のみの交換なら10万円以下
一言でトイレのリフォームといっても幅広く、便器の交換だけでなく、床材や壁紙の張り替えまで多岐にわたります。簡単なリフォーム例として、リフォーム業者に依頼して便座のみを交換する場合、費用は10万円以下が相場です。
ただし、温水洗浄機能付きの便座はコンセントの設置が必要なケースもあるため、この場合は1~3万円程度の電気工事費用が別途かかります。
便座のフタ部分が故障したり、温水洗浄機能付きの便座にしたい場合はこれくらいの費用で済みます。また施工時間も、30~40分程度あれば十分です。
リフォーム業者に依頼すると工事費がかかりますが、DIYが得意な人は、自分で交換すれば工事費が節約できます。
便器と便座の交換で10~20万円
温水洗浄機能付きの便座が主流となっている中、人をセンサーで感知すると自動で蓋が開くといった最新機能を備えたトイレの人気も高まっています。
リフォーム業者に依頼して便器と便座を交換する場合、費用は10~20万円程度が相場です。
便器自体も交換するとある程度の時間はかかるものの、1日もあれば終わります。従来の洋式トイレから最新のタンクレストイレに変更する場合、別途手洗い器の設置が必要です。
価格帯やデザインも豊富なため、予算に合わせた自分好みのトイレ空間を実現できます。
和式から洋式に交換で40万円前後
築年数が古い戸建てやマンションの場合、和式トイレが設置されているケースもあります。リフォーム業者に依頼して和式から洋式に交換する場合の費用は、40万円前後が相場です。
和式には段差がありますが、洋式には段差がないため、まず段差を取り壊す必要があります。
便器と便座を交換するよりも費用がかかるのは、この部分が大きいといえます。
トイレ全体をリフォームすることになるため、工事は2~3日かかります。なお、汲み取り式の場合はさらに費用がかかる可能性があります。
トイレのグレードで値段が大幅に変わる
時代の流れや使う人の利便性に合わせて、トイレのグレードや種類は幅広く展開されています。
人気の高いタンクレストイレは、グレードに関わらず他のタイプに比べると費用は高くなります。
例えば大手住宅設備機器メーカーのTOTOでは、トイレのタイプに合わせて複数のグレードを展開しています。タンクレスの場合は、以下の通りです。
モデル名 | 特徴 | 価格帯(平均) |
---|---|---|
ネオレストNX | 陶器の質感を生かした洗練されたデザイン。 | 約66.5万円 |
ネオレストAHタイプ | シャープなデザインが特徴。 | 約40.1万円 |
ネオレストRHタイプ | 全体的に柔らかなデザイン。 | 約40.1万円 |
ネオレストDHタイプ | シンプルなデザイン。 | 約32.5万円 |
GG | 一般的なデザイン。 | 約26.4万円 |
メーカーによっても費用が異なり、10万円以下のものもあれば数十万円するケースもあります。
自分の好みや予算を考慮し、後悔しないグレードを選ぶようにしましょう。
トイレ本体以外のリフォームについて
ここまではトイレ本体のリフォームについてご紹介してきましたが、次にトイレ本体以外のリフォームについてご紹介していきます。
トイレ本体以外のリフォームは、床材や壁紙の張り替え、手洗い器の設置などが挙げられる一方で、オプションとなるケースがほとんどです。
標準工事に内装工事が付いていないことが多い
メーカーやリフォーム業者で紹介されている価格は、標準工事の場合がほとんどです。
標準工事とは既存トイレの解体や撤去、トイレの設置、水道工事を示しています。
そのため、床材や壁紙の張り替えといった内装工事が含まれていないケースが多いので注意が必要です。
メーカーやリフォーム業者の公式ホームページや折り込み広告では、価格が大きく表示されており、その金額でリフォームできると考えがちです。
しかし、トイレ本体以外のリフォームも検討している場合は、標準工事価格に惑わされることなく、内装工事の価格も確認するようにしましょう。
トイレリフォームのオプション工事
トイレをリフォームする場合、本体の交換と同時に以下のようなオプション工事を依頼できます。
床クッションフロアや壁紙の張替
トイレの床材は、主に以下のような4種類が挙げられます。
- タイル
- フローリング
- フロアタイル
- クッションフロア
このうち、トイレの床材にはクッションフロアがおすすめです。
なぜならクッションフロアは耐水性に優れており、汚れが付きにくいからです。
トイレは毎日使用する場所であるため、お手入れしやすいことは魅力的です。
床材をクッションフロアに張り替える場合、費用は工事費を入れても1万円台で、時間も1時間程度あれば十分です。
手洗いをつける
人気のタンクレストイレの場合、使用後に手を洗うタンクがないため、手洗い器の設置が必要です。
手洗い器を後付けで設置する工事が一般的ですが、トイレのスペースを広くとりたい場合は壁に埋め込むタイプも選択できます。
設定費用は手洗い器本体の価格ではなく、排水方法に左右されるのが特徴です。排水方法は主に床排水と壁排水の2種類があり、壁排水の方が高い傾向にあります。
手すりの取り付け
内閣府が公表した「平成30年版高齢者白書」によると、総人口に占める65歳以上の人口の割合は27.7%だということがわかっています。
今後も徐々に増え続け、2065年には約2.6人に1人が65歳以上になることが予測されており、介護問題も深刻化しています。
このような状況から、介護問題は他人事ではない現実が突然訪れる可能性も潜んでいます。
順番待ちの介護施設が多い中、在宅で介護する人も増えています。在宅で介護する場合、手すりの設置やバリアフリー化が必要になるのが現状です。
トイレの手すりは主にシステムタイプとはね上げタイプ、壁に取り付けるタイプの3種類があります。
このうち壁に取り付けるタイプは本体自体が1万2,000円~3万円程度、工事費用に1万5,000円~3万円程度かかります。
なお、介護保険を利用すればトイレだけでなく、浴室や廊下などに手すりを設置する際の費用負担が軽減されるケースもあります。
トイレのリフォームの流れ
トイレのリフォームはいきなり工事に入る訳ではないため、計画性を持って進めていくことが大切です。
いざトイレのリフォームを依頼する場合、どのような流れで進めていくのか確認しておきましょう。
トイレを選び見積もりを貰う
まずはリフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。
トイレの本体は、主に以下のような4タイプがあります。
- 組み合わせ便器
- 一体型トイレ
- タンクレストイレ
- システムトイレ
カタログや折り込み広告を見ただけではイメージしにくいため、ショールームなどを訪れて実物を見て選ぶことをおすすめします。
TOTO、LIXIL、パナソニックなどメーカーも多いため、自宅に会うタイプを選んで見積もりを依頼しましょう。
ちなみにシェアナンバーワンを誇るのはTOTOで、水垢などの汚れに強いのはパナソニックだといわれています。
多くの業者に見積もりを依頼すると、結局たくさんの業者を断らないといけなくなるので大変です。それさえ厭
わなければ、何社か見積りをとっても良いですが、通常は3社ぐらいです。
金額が似通っている場合、アフターサービスや保証の内容、見積り明細の内容、担当者の対応などを基準に判断すると良いのでしょう。
業者を決めてトイレを発注
トイレのタイプを選んで見積もりを依頼したら、工事を行うリフォーム業者を決めましょう。
リフォーム業者はリフォーム専用業者をはじめ、ハウスメーカーや設計事務所など多岐にわたります。
一括見積もりサイトなどを活用し、見積もり額やアフターサービスを比較しながら決めていくことをおすすめします。
業者が決まると、工事日程の希望日などを調整します。一度契約すると余程のことがない限り変更できないため、詳細をきちんと確認しましょう。
リフォームに限らず、業者選びは難しいです。大手や家電量販店は、下請けの業者に工事を発注する場合が多いので、大手だから小さい業者よりも工事の質が必ずしも良いと言い切ることはできません。工事費を安くしたいならば、いくつかの小さい業者から見積もりをとって比較すると良いでしょう。
また、工事後の保証やクレーム対応も、業者によってかなり差があります。そのため、業者の見極めができるのであれば安くきちんと工事をしてくれる小さい業者や地域の業者に頼む、アフターサービスや保証などの安定した質を希望するのでしたら、費用が高くても大手に頼む、というように依頼先を変えてはいかがでしょうか。
リフォーム工事に入る
リフォーム業者と予め取り決めた日程で工事に入ります。既存の床材を剥がす際やコンクリート加工が必要な場合、大きな音が響く可能性があります。
このような工事が必要な場合は、予め近所に挨拶しておくと騒音トラブルの回避に繋がります。
トイレのリフォーム期間は工事内容によって異なりますが、30分から長くても2日程度です。
もちろん工事中はトイレが使用できませんが、日を跨ぐ場合は夕方を目途に工事を終了するため、それ以降は使用できるので安心です。
リフォーム業者の探し方
リフォーム業者を探す場合、テレビCMや折り込み広告をきっかけにする人も多いのではないでしょうか。
他にも以下のような方法を使えば、リフォーム業者を探しやすくなります。
前から知っている業者から探す
どのリフォーム業者に依頼すればよいか迷っている場合、前から知っている業者に依頼するのも一つの手段です。
例えば過去に他の場所のリフォームや修理を依頼したリフォーム業者に依頼すると、相談しやすいのでおすすめです。
過去にリフォームや修理経験があるリフォーム業者であれば、自宅の構造や配管の位置といった事情を把握しているケースがほとんどです。
そのため、依頼者の希望を聞いた上で最適なリフォームプランを提案してもらえる可能性が高まります。
顔見知りの業者であれば融通が利きやすいため、場合によっては値下げ交渉ができるかもしれません。
家電量販店やホームセンターの中から探す
大型の家電量販店やホームセンターでは、店舗でリフォームを受け付けているケースもあります。
このような店舗ではトイレやキッチンといった本体だけでなく、工事費用をセットにして安く販売している場合もあります。
大がかりなリフォームは取り扱っていないこともありますが、便器の交換程度であれば対応している場合がほとんどです。
例えば大型ホームセンターカインズの場合、TOTOのタンクレストイレと工事がセットで29万8,000円(税込み)となっています。
インターネットで探す
インターネット上では、各種メーカーやリフォーム業者が簡単に検索できます。思いつくリフォーム業者がない場合、一括見積もりサイトや料金比較サイトの活用をおすすめします。
例えば一括見積もりサイトの場合、複数のリフォーム業者に一括で見積もりを依頼できます。
複数社から提示された見積もり額を比較できるだけでなく、店舗まで足を運ばなくてもインターネット上でやり取りできるので便利です。
一方で対面でのやり取りではないため、信頼できるリフォーム業者を見極める力が求められます。
広告やチラシから探す
リフォーム業者を探す場合、新聞の折り込み広告やポスティングのチラシを活用するの手段の一つです。新聞を定期購読してないからといって、諦めるのは時期尚早です。
大型家電量販店やホームセンターの公式ホームページにアクセスすると、デジタルチラシを閲覧できるケースもあります。
駅や商業施設に地域特有のコミュニティ誌が置いてあるケースもあるため、このような媒体からリフォーム業者を探してもよいです。
気が付かなかった近所の工務店が掲載されている可能性もあり、担当者が知り合いであれば話を進めやすいといったレアケースもあるかもしれません。
トイレをリフォームする際の注意点
リフォーム後のトイレをイメージしていても、気に入ったトイレ自体が個室内に入らないといった失敗もあるので注意が必要です。
また、介護用にトイレをリフォームするなら、要介護者の立場に立ってリフォーム案を考えることも大切です。
トイレの面積を踏まえて便器を選ぶ
トイレに設置する便器のサイズは全て同じだと考えがちですが、メーカーやタイプによって異なるので注意が必要です。
トイレの室内が各家庭で異なるように便器にも様々なサイズがあるため、自宅のトイレの面積を踏まえて便器を選ぶ必要があります。
例えば人気の高いタンクレストイレの場合、便器のサイズに問題がなくても、新しく手洗い器を設置するスペースを考慮しなければなりません。
手洗い器の設置や既存より大きい便器を置くと、トイレ内の圧迫感が強くなることもあります。
ドアの開き方を考慮
家族の介護などをきっかけとしてトイレをリフォームする場合、ドアの開き方に注意が必要です。
なぜならトイレのドアには内開きと外開きの2種類があり、内開きの場合は介護がしにくいからです。
例えば要介護者のトイレ介助を行う場合、内開きだとドアが邪魔になるため解除しにくくなります。
さらに内開きのドアはトイレ用のスリッパが引っかかり、転倒などのリスクが高まります。
なので、取り付けられるのであれば、引き戸もおすすめです
また、トイレをリフォームすると十年単位で使用するケースが多いため、要介護者のことだけでなく家族全員の将来を見据えて利用しやすいリフォームを検討しましょう。
内装はトイレに適した素材を選ぶ
壁紙や床材のリフォームはトイレに適した素材を選ぶことが大切です。なぜならトイレは水を使用する場所であるため、カビなどが発生しやすいからです。
例えば耐水性の低い壁紙や木の床材にリフォームすると、カビが生えたり汚れが落ちくいというデメリットがあります。
壁紙や床材はトイレのイメージを左右するため、デザイン性の高いものを選びがちです。
しかし、耐水性の高い壁紙や掃除しやすいクッションフロアの床材を使用するなど、今後のお手入れも考慮して選ぶことをおすすめします。
デザイン性や素材の判断は自分一人では判断が難しい場合があるので、施工業者に相談すると良いでしょう。
解体工事費用の見積もりは無料で利用できる「解体の窓口」へ。
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トイレリフォームの相場を知ってからトイレを選ぼう
工事内容によって費用は変動するものの、キッチンや浴槽に比べるとトイレのリフォーム費用はお手頃です。
便座を交換する程度であれば10万円以下で済みますが、壁紙や床材といった内装までフルリフォームすると高額になりがちです。
メーカーやリフォーム業者の公式ホームページなどでは内装工事の費用が含まれていない可能性があるため、予め相場を調べておくことが大切です。
しっかりと下調べしてからリフォーム業者に依頼し、トイレのリフォームを成功させましょう。
リフォームの料金は工事内容によって異なり、同じ工事内容でもリフォーム業者によって異なります。この記事では、費用の相場や業者の選び方をご紹介していきます。これからリフォームを検討している人は、この記事を読んでぜひ参考にしてみてください。